ダイエットを頑張っているけど、効果が出にくいとお困りの方へ
年齢とともにお腹、太もも、ヒップなどによく見られる肌表面の「凸凹」。これは、血行やめぐりの滞りなどが原因でできる脂肪と老廃物の固まりです。
食事・運動のダイエットだけでなく、美容面でも凸凹ケアをしましょう!肌触りの凸凹が和らぎ、後ろ姿も好印象に!
サプリメントとボディジェルを使ったマッサージの2つのアプローチで、ハリのある若々しい身体を目指しませんか?
・ヘルスケアコーディネーター ・株式会社310LIFE / 代表取締役社長 ・日本初Google公式 Fitbit Friend
大木 都
病院の立ち上げ運営に携わったり、1,000名以上への個別パーソナルコーチング経験から「日本らしく、ちゃんと続けられる」ヘルスケアが何より大切で効果が高いと感じています。また、自分自身が過労で入院した経験も活かし、忙しい毎日の中でも実際に続けられるヘルスケアメソッドを研究し、スマートウォッチなどのヘルステックツールの活用を推奨している。
健康的な体型をつくるためには、健康的な生活習慣を毎日コツコツと継続することが大切と分かっていても「運動や食事制限が続けられない」「すぐに不摂生な生活に戻ってしまう」など……ダイエットに悩んではいませんか?
しかし脳科学の視点から考えると、人間の身体にとって「ダイエット」などの生活の変化は続けにくくて当たり前なんです。
そこで今回は、脳科学の視点から「継続できない理由」を紹介します。さらに確実に継続して成功へ導く「目標設定の方法と継続のコツ」もお伝えするので、ぜひ最後までチェックしてダイエットを成功させましょう。
ダイエットを継続させる「習慣化」のコツ
ダイエットを確実に成功させるための目標設定
ダイエット中のアルコールとの向き合い方
ダイエットのために「ジムに行ってみよう」「朝ランニングしてみよう」「食事を変えてみよう」など……何か始めてみようと思ったことはありますか?
しかし、長い人生の中で定着させてきた生活習慣は、残念ながら簡単には変わりません。健康や美容のためによい行動だと頭(理屈)では分かっていても、習慣化するのは難しいですよね。
実は、ダイエットがなかなか続けられないのは脳や身体のメカニズムによるものです。継続できないことの方が、自然なことなんです。
脳のメカニズムを理解すれば無理なくダイエットを継続できるようになり、少しずつ理想的な美ボディに変化していきます。
ダイエットが続けられないのは、あなたの意思が弱いからではありません!
私たちの脳や身体は、飢餓状態になっても生き延びられるように進化してきました。食べるものがなくても生命を維持できるよう、脂肪を蓄え、栄養効率がいいものを求め、さらに消費エネルギー量を少なく保つような仕組みになっています。
太りやすかったり、高カロリーな食事を好んだり、運動が継続できなかったりするのは、脳の仕組みから考えると自然なことなんです。
現代は生活が便利になって、栄養価の高いものをいつでも食べられるようになりました。しかし何億年もかけて進化してきた身体のメカニズムは、たった数百年程度の生活様式の変化には対応できません。
身体のメカニズムを無視してダイエットを始めると脳が抵抗するので、継続するのが難しくなってしまいます。
つまり、始めようと思った活動が継続できないのは「意思が弱いから」ではなく、身体にとって負担が大きい行動だったから続けにくいということがポイントなのです。
トレーニングなどが3日坊主になる脳の仕組みと自然と継続できるようにするコツ
脳の仕組みから紐解くと、身体に負担のある活動は、脳からの抵抗が起こるのでなかなか続きません。
逆に考えると「小さな変化」なら負担が少なく、抵抗が起こりにくいので継続できるようになります。「小さな変化」とは、あなたが確実に毎日できることです。
他の人と比べずに、あなた自身が「頑張らなくても、必ずできること」「楽に続けられるちょっとしたコト」「一生でも続けられそうなこと」を見つけてみてください。
具体例でいえば、運動を全くしなかったのに急にランニングを始めるのではなく「歩いて買い物に行く、階段を使う、掃除機を毎日かける」などでOK。食事制限をするなら、間食する習慣があるなら、いきなり間食をやめるのではなく、間食の内容を少しヘルシーなものに変えるといった感じです。
今の自分の習慣を見直して、ダイエットのために何か1つをまずは決め、それを確実に続けられるように生活の改善をスタートしていきます。
どんなに小さなことでも、コツコツと積み重ねていけば身体は着実に変わっていきます。1つ習慣化できたら、今度は少しレベルアップした「小さな変化」にチャレンジして、少しずつ健康的な習慣を増やしてみてください。
自分らしさにつながる!今日から簡単にできる「やせる呼吸」とは?
続いて視点をちょっと変えて、生命科学の視点から考えてみましょう。私たちの全身を構成する細胞は代謝しています。
生活習慣を改善して健やかな体調になっていくほどに以前より細胞の代謝がよくなり、老化した細胞が新しく生まれ変わるようになります。代謝が良くなっていくと、身体の状態もどんどん若々しくなっていきます。
どんなに「小さな変化」だとしても、続ける前と何もしない時とでは、確実な違いが出て当然です。身体はとても正直なので、継続することで着実に変わっていきます。
ご自身が楽にできることならなんでもいいので、とにかく長く続けられる「小さな変化」に取り組んでみましょう。
美しいカラダのためにオートファジーを活性化させるには?生命科学から学ぶ健康・美しさの仕組み
ダイエットを継続するためには、目標設定の方法にもコツがあります。目標をより具体的に決めると、成果が上がりやすくなるので、適切な目標設定で確実に美ボディを作り上げていきましょう。
「とりあえず3kg減量しよう」とか「1ヶ月あれば3kgくらいは簡単に痩せられるだろう」「3ヶ月あれば5kgくらいは痩せられるはず」と安易に決めていませんか?このような、なんとなくでの目標設定は、よくご相談をいただく失敗パターンです。
例えば、ダイエット広告で、「3ヶ月で−10kg」というキャッチコピーを見ることがありますよね。このような情報を見ていると、1ヶ月でkgくらいなら簡単に減量出来るだろうと思ってしまうかもしれません。
体型にもよりますが、実際に3kg減量するのは難しいんです。
10〜20代の方なら代謝がいいので、少し気をつければ3kgくらい減量できるかもしれません。しかし年齢を重ねると痩せにくくなるので、40代も過ぎると3kgの減量はさらに難しくなります。
そもそも、急激に減った場合の3kgの内容は、内臓の消化物や溜め込んでいた水分、分解された筋肉の可能性が高く、肝心の脂肪は減らないということが多いんです。
体脂肪が減らないまま筋肉が分解されていくので、リバウンドが起こりやすくなります。1ヶ月で−3kgを達成できたとしても、生活習慣をもとに戻せば以前より太ってしまうでしょう。
筋肉はどうして減るの?生命科学で考える筋肉のメカニズムを元五輪選手が解説
ダイエットが成功しやすい減量目標は、1ヶ月あたり−200〜500gです。
1ヶ月に500gずつ確実に減らしていけば、3ヶ月後には確実に1.5kgも減量できます。半年後には3kg、一年後には確実に6kg減らせる計算です。
1ヶ月で−500g程度のゆるやかな減量なら、キツい食事制限や運動は必要ありません。軽い糖質オフとほどほどに動く量を増やすだけで、無理なく達成できるはずです。
1ヶ月あたり−500gが難しいなら、−200gでもOK。正確に計測できる体組成計でご自身の体重をチェックしながら、時間をかけて確実に目標を達成していくのがポイントです。
緩やかに減量すると、筋肉や骨は維持しながら体脂肪を落とせます。40代以上の女性はホルモンの関係で筋肉と骨の維持が難しくなるので、ゆるやかな減量で脂肪だけ落としていくことをめざしましょう。
閉経後の骨粗しょう症が気になるなら「オートファジー」に注目しよう!
ダイエットをするなら、身体への負担が大きいアルコールはできるだけ減らしたいもの。
しかしアルコールは依存性があるので、いきなり禁酒するのは難しいですよね。どうしてもお酒がやめられないなら、アルコールの量を少しずつ減らしてみてください。
例えば毎日350mlの缶ビールを3本飲んでいるなら、1日2本までにしてみましょう。1日1本減らすだけでも90日後には31.5lのアルコールを飲まなかったことになるので、その分身体の負担は少なくなります。
アルコールを減らすと、身体が軽く快適になっていくのを実感できるはず。睡眠の質もよくなっていくので、少しずつ痩せやすい体質に変わっていきます。
美ボディを作るためには、継続できるダイエットを始めることが大切です。
他の人と比べず、今のご自身にとって確実に続けられることを1つだけ決めましょう。「小さな変化」を継続して習慣化できたら、また新たな変化にチャレンジしてみてください。
急激なダイエットは筋肉や骨をスカスカにしてしまい、肝心の脂肪は残ってしまうのでおすすめしません。一生続けられないようなキツいダイエットは、太りやすい体質を作るのでリバウンドしてしまう可能性も高まります。
太りにくい美ボディを作って維持するコツは、一生続けられる習慣を少しずつ増やしていくことです。ご自身の心や身体と向き合いながら、確実に続けられることを積み重ねて行きましょう。
身体は正直なので、継続すれば着実に変わっていきます。今の時点では「太りやすいから」「意思が弱いから」と諦めていた方も、小さなステップでも着実に続けていけば何歳からでも理想のスタイルになれるので、ぜひ今日からできる「小さな変化」を始めてみましょう。
キツい食事制限は不要!健康的なボディメイクで理想のスタイルを手に入れよう
一生続けられる「小さな変化」を1つずつ習慣化していく
1ヶ月あたり−200〜500gずつ長期的に減量するのがポイント
いきなり禁酒は難しいので少しずつ減酒してみよう
この記事を動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/zIdQBBnazhc
ダイエットを頑張っているけど、効果が出にくいとお困りの方へ
年齢とともにお腹、太もも、ヒップなどによく見られる肌表面の「凸凹」。これは、血行やめぐりの滞りなどが原因でできる脂肪と老廃物の固まりです。
食事・運動のダイエットだけでなく、美容面でも凸凹ケアをしましょう!肌触りの凸凹が和らぎ、後ろ姿も好印象に!
サプリメントとボディジェルを使ったマッサージの2つのアプローチで、ハリのある若々しい身体を目指しませんか?