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シミ隠しは控えめが正解!? シミを自然に目立たなくさせるメイク術を紹介

公開日:2021.02.22
更新日:2025.03.19
 

気になるシミがあると、なんとかして隠したくなるもの。しかしシミを隠すためにコンシーラーをたっぷり塗ってしまうと、厚塗り感が出てしまったりヨレてしまったりして、かえって悪目立ちしてしまいます。

今回は、顔にできたシミが気になる方に向けてシミを上手に隠すためのメイクテクニックについてご紹介します。

シミをメイクでカバーするために用意するアイテム

シミを隠すために必要なアイテムは、普段のメイクで使っているものばかりです。ただし、シミ隠しに適しているものと適していないものがあるので、選び方にも注意が必要です。

ファンデーション

ベースメイクの要でもあるファンデーションは、多くの人が持っている基本のアイテムです。通常のメイクではご自身の肌の色味に合わせたコスメを選んでいますが、シミをカバーするなら肌なじみがしやすい黄色系下地とクッションファンデーションを併用するのがおすすめ。クッションファンデーションはカバー力の高いものが多く、ツヤが出やすいので、少し重ねても厚塗り感が出ません。

もしクッションファンデーションがない場合は、リキッドタイプやクリームタイプのカバー力が高いファンデーションもよいでしょう。粉っぽいファンデーションは、シミ隠しには不向きです。

コンシーラー

ファンデーションと違って部分使いするのが、コンシーラーです。Conceal=隠すというその名の通り、シミやニキビ跡、クマやくすみなどさまざまなお悩みをカバーできます。コンシーラーもリキッドタイプやペンシルタイプなどさまざまな種類がありますが、汎用性が高いのは複数色がセットされているパレットタイプです。

シミは濃さや大きさがそれぞれ異なるので、パレットタイプのコンシーラーが一つあれば、使い勝手がよいでしょう。下地、コンシーラー、ファンデーション、フェイスパウダーの順で付けてください。

チーク

ファンデーションやコンシーラーでシミを全く見えなくする方法の他に、チークで目立たなくさせる方法もあります。チークは頬に薄く載せるだけで、自然に血色良く仕上げることができます。シミ自体は完全に隠せていなくても、顔の印象が明るくなるので、シミを自然にカバーすることが可能です。

クリームチークを選べば、なめらかで付けやすく血色感やツヤ感が出しやすいです。またリキッドファンデーションを混ぜてシミが気になる部分に薄く塗ると、顔がふっくら見えるので、若々しい印象になります。

フェイスパウダー

フェイスパウダーは、メイクの後工程で使用する仕上げのアイテムです。ファンデーションやコンシーラーにふたをするイメージで使っている方も多いでしょう。先述したようなアイテムを使っても物足りないと感じる方は、カバー力が高いプレストパウダーやさらっとした印象になるルースパウダーを重ねてみてください。

プレストパウダーはカバー力が高いものの、均一に塗るためにはテクニックが必要なので、メイクがやや苦手な方はルースパウダーから取り入れてみるのがおすすめです。

シミ隠しに厚塗りメイクはNG

シミ隠しというと、全てのシミにコンシーラーを使う方も多いかもしれません。しかし、薄いシミや小さなシミまで隠そうとすると、ファンデーションやコンシーラーの使い過ぎで厚ぼったい仕上がりになります。

厚塗りは肌の乾燥を招いたり、ベースメイクがヨレる原因になったりして、肌全体のコンディションが悪くなりがちです。薄いシミや小さなシミはファンデーションやBBクリームでも十分にカバーできるので、いくつかのアイテムを併用してシミを隠しましょう。

また厚塗りは自然なツヤ感がないため、くすんだ印象につながってしまいます。また、毛穴やシワにファンデーションらが入り込んでくっきりと目立ってしまうので、かえって老けて見えてしまう可能性もあります。シミを隠すなら、薄めにメイクすることを心掛けましょう。

シミを目立たせない自然なベースメイク方法

シミを目立たせないことを目的にするなら、全てのシミを隠しきる必要はありません。シミをカバーしつつ自然で生き生きとした印象の肌を作るには、以下のポイントを参考にしてみてください。

シミを隠しきるより肌のツヤを重視して

シミを隠しきろうとするよりも、肌にツヤを出すことを意識してみましょう。うるおいに満ちた肌には透明感が生まれ、シミなどの肌トラブルが自然と目立ちにくくなります。

肌本来

シミを隠そうとして厚塗りにすると粉っぽい印象になり、結果的にシミが目立ちやすくなってしまうことも。保湿重視のスキンケアやベースメイクに切り替えて、肌本来の輝きでシミをカムフラージュしましょう。

特に乾燥しがちな大人の肌には、プロテオグリカンやセラミドなど、保湿力のある美容成分の活用がおすすめです。

どうしても気になるシミにはコンシーラーを部分使い

濃く目立つシミが気になる場合は、その部分にだけコンシーラーを使ってみるのも方法の一つです。点状のシミには、ペンシルやスティックタイプのコンシーラーなど、ピンポイントでカバーできる硬めのものが適しています。

簡単にできるシミ隠しメイク術は、以下の通りです。

シミ部分より広めにコンシーラーを載せる
シミの周りをコンシーラーブラシか指でなじませる

ファンデーションとの境目をごまかすようになじませれば、自然に仕上がります。広範囲に広がるシミには、軟らかいクリームタイプを使って同様の方法でカバーしましょう。

顔全体の印象を重視してシミを自然に隠す

シミを隠すときは、鏡を近づけてシミだけを見るのではなく、顔全体の印象を見ながら調整するのがコツです。

特にシミ隠しにチークを使う場合は、シミだけに焦点を当てたまま塗ってしまうと、チークが濃くなり過ぎてしまうので、薄く付けたら顔全体の印象をチェックして微調整をしましょう。

シミを自然にカバーするなら薄め&控えめを意識

顔にできたシミをそのままにしておくと、顔の印象が老けたりくすんだりして見えてしまうので、何とかして隠したいと考えている方も多いでしょう。ファンデーションを重ねて見えなくすることもできますが、その部分だけ厚塗り感が出てしまったり時間がたつとヨレてしまったりするので、小まめにメイク直しをする必要があります。

シミを自然にカバーしたいなら、ファンデーションの重ね付けはNG。コンシーラーやチークを部分使いしたり、フェイスパウダーをカバー力の高いものに変えたりして、なるべく薄く重ねることが重要です。

本記事を参考に、ご自身が持つ肌本来の輝きやツヤを全面に出せるメイクを心掛けましょう。

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