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きれいにメイクしたはずなのに、どうしても毛穴が目立ってしまう……といった悩みを持つ方は多いでしょう。毛穴が目立ってしまう理由は、人によって異なります。今回は、毛穴レス肌に仕上げるために知っておきたい、毛穴タイプ別のベースメイク術についてお伝えします。
20代後半から徐々に増え始める毛穴の悩み。今までとスキンケアやメイクの方法は同じなのに、カバーできないのはなぜなのでしょうか。
肌のハリを保つコラーゲンは、代謝の低下とともに量が減っていくといわれているので、早い方だと20代のうちから肌のたるみが始まってしまう可能性があります。加齢とともに皮膚がたるむと、毛穴が下に伸びてしまうので大きく悪目立ちしてしまうのです。これをたるみ毛穴といいます。
たるみ毛穴は、化粧下地やファンデーションが皮脂と混ざって毛穴にたまる「毛穴落ち」の状態になりやすいです。そのため、毛穴をカバーしようとついつい厚塗りをしてしまうと、かえって肌質が悪く見えてしまったり、余計毛穴が目立ってしまったりします。肌の変化に合わせてメイクの方法を変えていく必要があるので、多くの方が対処法が分からず悩んでしまうのです。
毛穴が目立つ理由はさまざまですが、加齢によって肌内部が大きく変化していることが原因であることが多いです。ここでは代表的な2つの原因について、詳しく解説します。
先述した通り、肌のハリや弾力を保つ役割を果たしているのは、真皮にあるコラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンです。これらは20代後半をピークに減少していくため、気が付かないうちに肌の弾力が失われれて、肌がたるんでしまうのです。
顔のパーツの中でも特に頬は、皮下脂肪の重みで肌が垂れやすいので、毛穴が目立ちやすいです。また表情筋は使わないとどんどん衰えてしまうので、若くても頬がたるんでしまいます。特にマスクを付ける生活習慣が長く続いたこともあり、隠れたるみに悩んでいる方も多いです。
毛穴には大きく分けて4つのタイプがあり、それぞれに対処法が異なります。まずは、ご自身の毛穴のタイプを見極めましょう。
なんとなく肌がたるんでいる気がする……。そんなあなたは「たるみ毛穴」かもしれません。
先述した通り、このタイプの毛穴は肌の弾力が低下して、毛穴が開くことで起こります。鼻の横や頬に多く見られ、皮膚を引き上げると毛穴が目立たなくなるのが特徴です。
毛穴を触るとデコボコしている……。そんなあなたは「クレーター毛穴」の可能性が大。ニキビの炎症や過度な角栓ケアで肌にダメージが加わった結果、毛穴が広がってしまい、デコボコした毛穴になることがあります。特に、小鼻や鼻の横に多く見られます。
鼻の角栓が詰まり盛り上がって見えてしまう……。そんなあなたは「イチゴ毛穴」かもしれません。皮脂汚れやメイク汚れが混ざって毛穴に詰まっている状態で、顎の下や鼻の辺りによく見られます。そのまま放置していると、角栓が酸化して黒ずんでくるため、より悪目立ちしてしまう恐れがあります。
角栓ケアはきちんとしているのに黒ずんでいる……。そんなあなたは「メラニン毛穴」を疑ってみましょう。鼻の横や頬に多く、メラニン色素によってしみのように黒っぽくなります。角栓による黒ずみとは異なるため、過度な摩擦はNG。毛穴に合わせたケアが必要です。
毛穴レスな肌に仕上げるためには、毛穴のタイプに合わせた化粧下地を選びましょう。
たるみ毛穴やイチゴ毛穴の人は、乾燥対策を重視した下地選びを。まずは、メイク前のスキンケアで水分を十分に補った上で、保湿力の高い下地を選ぶとよいでしょう。
たるみ毛穴やイチゴ毛穴の場合は、ファンデーションを塗るときに肌の凹凸を極力なくすことがポイント。下から上に皮膚を軽く引き上げるようにして塗ると毛穴落ちせず、なめらかな仕上がりになります。
クレーター毛穴の方は、デコボコした部分を埋めることでツルンとした肌に仕上がるので、シリコン配合の下地や部分用下地を使うのがおすすめ。ただし、シリコン配合の下地を使った後は、毛穴の詰まりを防ぐためにクレンジングできちんと落としましょう。
メラニン毛穴の方は、イエロー系のコントロールカラーがおすすめです。イチゴ毛穴で黒ずみが目立つ方にも向いています。
下地を塗るときのコツは、一度全体に広げてから、きれいなスポンジで顔に密着させるように押さえること。こうすることで、ファンデーションのフィット感が高まります。
毛穴が気になるなら、ファンデーションはリキッドタイプがベスト。ファンデーションが毛穴の入り口部分に入り込むため、肌をなめらかに見せてくれます。
毛穴がかなり目立ちやすい方は、肌に密着しやすいクリームタイプもおすすめです。リキッドに比べると伸びが良くないので、厚ぼったくならないようにスポンジでしっかり叩きこみましょう。仕上げには皮脂を吸着するフェイスパウダーを使います。
パウダリー派の方は、ファンデーションブラシを使ってふんわりとフォギーな感じに仕上げていきましょう。影を飛ばしてくれるので、毛穴が目立ちにくくなるはずです。
さらに、ファンデーションの色選びも大切なポイント。影ができてしまうたるみ毛穴やクレーター毛穴の人は、ワントーン明るめのものを選ぶとよいでしょう。
反対に、毛穴の黒ずみが気になるメラニン毛穴とイチゴ毛穴の人は、明る過ぎる色味だとかえって毛穴が目立ってしまうので、少し暗めの色味を選ぶようにしてください。
ここからは今すぐ実践できる毛穴カバーのメイク術をご紹介します。ちょっとした工夫ですが、見た目の印象が変わるので、ぜひお試しください。
小鼻や頬、Tゾーンなど毛穴が目立ちやすいパーツは、毛穴補正効果の高い下地を使いましょう。少量を指に取り、気になる部分にくるくると優しく擦り込みます。特に頬のトップに塗ると顔全体の印象をつややかに見せられるので、おすすめです。
化粧下地を肌全体になじませたら、両手で軽くハンドプレスをしてください。肌への密着度が上がるので、より自然な印象に仕上げられます。毛穴にもしっかりなじむので、ファンデーションのノリも良くなります。
ファンデーションを塗る際、指やブラシ、スポンジなどの方法がありますが、リキッドファンデーションを使っている方は水を含ませたスポンジがおすすめです。肌への当たりがソフトになるのはもちろん、余分な液をスポンジが吸い取ってくれるので、厚塗り感を軽減できます。
毛穴レスな仕上がりを長持ちさせるには、毛穴のタイプに合わせたケアとメイクをすることが肝心です。またメイク前の保湿を念入りに行うことで、肌をきれいな状態をキープしながら毛穴そのものもケアできるはず。
肌の状態に合わせた化粧下地やファンデーションを使って、ツルンとした美しい肌を演出しましょう。