ダイエットを頑張っているけど、効果が出にくいとお困りの方へ
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・医療法人社団KYG医療会 ハタイクリニック 院長
西脇 俊二
数々の人気ドラマの医療監修を担当した名医。
ハタイクリニックの院長として、断糖、オーソモレキュラー、アーユルヴェーダ、高濃度ビタミンC点滴、免疫置換療法など、多様かつホリスティックなアプローチで患者さまの健康な生活をサポートしながら、メディア出演、医療監修、執筆など多数の分野で活躍中。
「肌のハリをキープしたい」「いつまでも若々しい肌でいたい」と、コラーゲンを積極的に取り入れている方も多いのではないでしょうか。
しかし、実は糖質を摂りすぎた食生活をしていると肌のハリが失われてしまいます。そのため、どれだけコラーゲンを摂取しても意味がなくなってしまうのです。
今回の記事では、糖質の過剰摂取によって肌のハリが失われてしまう理由を解説します。
糖質を摂りすぎると肌にどんな影響を与えるのか
コラーゲンと糖質の関係
糖質制限がもたらす美容効果
近頃「糖質」が体によくないということが注目を集めていますが、実は肌にも大きな影響を及ぼすことがわかっています。
私たちの肌内部には、ハリや弾力を保ってくれるコラーゲンが存在しています。また、コラーゲンは肌だけでなく、血管や骨など、人間の体のあらゆるところにあります。
このコラーゲンは、3本の繊維が螺旋状に絡み合ってバネのような役割を果たし、肌に弾力性をもたせてくれるのです。
しかし、糖質の摂りすぎによって、コラーゲンの繊維にまで糖がくっつくと「糖化」が起こってしまいます。
糖化とは、体内に取り入れられた糖質がタンパク質と結合してAGEs(糖化最終生成物)と呼ばれる老化物質を作り出す反応のこと。糖化が起こると、コラーゲン繊維をつなぐ役割をしている「架橋」が余分に作られてしまいます。この架橋が糖と結びつきやすくなり、無秩序にコラーゲンを固定してしまうので、バネの弾力性を失わせてしまうのです。
糖質が肌に与える影響を詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
糖質を摂りすぎるとコラーゲンと結合しやすくなります。
そのため、いくら美容のためにとコラーゲンを摂っていても、どんどん糖と結びついて、肌の弾力性を失わせてしまいます。
コラーゲンを摂取していても肌に変化が現れないという人は、普段の食事で糖質を摂りすぎていないかを考えてみるとよいでしょう。
糖質制限はダイエットのイメージが強く、「私には必要ない」と思う方もいるかもしれません。
しかし、糖質の摂りすぎによって、肌の弾力に大事な役割を果たすコラーゲンに悪影響を与えてしまうのです。
美容のためにコラーゲンを摂取するなら、まずは糖質の摂取量も意識してみましょう。
糖質を摂りすぎると肌の弾力性が失われる
糖質の過剰摂取で肌の弾力性に必要なコラーゲンが糖化を起こす
糖化を起こすとコラーゲンを摂取していても意味がなくなる
この記事を動画で見たい方はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=n_ODI2n2-Ek
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