なんとなく肌の調子が良くない、スキンケアに物足りなさを感じる方へ
若いころと比べると、肌にハリや透明感(※1)がなくなり、メイクでごまかしもきかなくなってきます。
みずみずしく弾力のある肌状態は20代にピークを迎え、それ以降は降下していく一方。
エイジングケア(※2)を取り入れることにより、肌トラブルを防ぐことにもつながります。
いつまでも若々しい印象でいるためにも、ぜひ一度ご自身のスキンケアを見直してみませんか?
※1うるおってキメの整った肌のこと
※2年齢に応じたお手入れ
・シドニー五輪代表 ・元東京大学生涯スポーツ健康科学研究センター技術補佐員
柳澤 哲
選手引退後は、低体力・知的障害のトレーニングサポートと合わせて、日本陸連・JOC強化スタッフとしてトップアスリートもサポートした実績がある。
その経験を活かしてウォーキングトレーナーとしてパーソナル指導・講習会講師として活躍。
IAIR(国際統合リハビリテーション協会)と連携して理学療法士・作業療法士の皆さんに向けた「ウォーキング療法士」を監修し、変形膝関節症や片麻痺の方のウォーキングもサポートしている。五輪・世界陸上では競歩TV解説者も務める。
シミやシワは年齢を重ねれば誰でも若いころよりは増えるものですが、実はできやすい人とそうでない人に分かれます。
その大きめな分かれ目となるのが「筋肉量の差」なんです。まさか、筋肉が肌にも関係しているなんて意外ですよね。
今回の記事では、シミやシワと筋肉量がどう関係しているのか具体的に説明していきます。
シミ・シワに関係しているマイオネクチンとは何か
マイオネクチンはどこで作られているのか
なぜ筋肉をつけるとシミ・シワが気になりにくくなるのか
シミ・シワができやすい人とできにくい人にわかれるのは、マイオネクチンと呼ばれる物質の分泌量が関係しています。それはなぜなのか、理由は以下のとおりです。
シミやシワができる原因はさまざまですが、紫外線を浴びたときに分泌されるメラニンも大きく関係しています。
メラニンは色素沈着するとシミに変化するだけでなく、メラニンが肌を傷つけることで深いシワができやすくなります。
シミやシワを防ぐにはできるだけメラニンを発生させないことが大切ですが、マイオネクチンにはメラニンの生成を抑える働きがあるため、美肌を保つために欠かせない物質だと言えるのです。
シミやシワをできにくくする効果が期待できるマイオネクチンは筋肉で作られます。体中どの筋肉でも作られますが、下半身は70%が筋肉のため、主に下半身の筋肉で作られると考えてもいいでしょう。
下半身の筋肉の量が多いほどマイオネクチンの量も多いということ。下半身の筋肉量が多い人ほど、シミやシワが少ないとのデータもあります。
まとめると、「マイオネクチンはシミ・シワをできにくくする→マイオネクチンは下半身の筋肉で作られる→下半身の筋肉量が多い人ほどシミ・シワが少ない」となるので、シミやシワができやすい人とそうでない人にわかれるのです。
マイオネクチンを増やすには、下半身を鍛えるのが効果的です。下半身を鍛えれば引き締まったお尻や足に近づくため、美肌と同時に美尻・美脚も手に入るので一石二鳥。
もちろん、シミやシワを防ぐために、紫外線対策をしたりスキンケアに力を入れるのも重要です。
シミ・シワに悩まされない美肌を手に入れたいなら、下半身をしっかり鍛えると同時に紫外線ケアなどにも力を入れましょう。
シミやシワのできやすさは肌質や体質だけでなく、下半身の筋肉量も関係しています。
下半身の筋トレを続ければ、メラニンの生成を抑えるマイオネクチンの量も増えるので、ぜひ今日からチャレンジしてみてくださいね。
下半身のトレーニングはいろいろな種類がありますが、続けることが大事なので、無理せず続けられるものを選びましょう。
下半身の筋肉で作られるマイオネクチンにはメラニンの生成を抑える働きがある
下半身の筋肉量が多い人ほど、シミ・シワの数が少ないとのデータがある
シミ・シワに悩まされない美肌を手に入れるには、下半身の筋肉を鍛えるのが効果的。続けやすいトレーニングを選び、毎日続けることが大切
この記事を動画で見たい方はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=fNP9ImCFEig
なんとなく肌の調子が良くない、スキンケアに物足りなさを感じる方へ
若いころと比べると、肌にハリや透明感(※1)がなくなり、メイクでごまかしもきかなくなってきます。
みずみずしく弾力のある肌状態は20代にピークを迎え、それ以降は降下していく一方。
エイジングケア(※2)を取り入れることにより、肌トラブルを防ぐことにもつながります。
いつまでも若々しい印象でいるためにも、ぜひ一度ご自身のスキンケアを見直してみませんか?
※1うるおってキメの整った肌のこと
※2年齢に応じたお手入れ