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更年期ケアに漢方がおすすめ!メリット、取り入れ方を薬剤師が解説

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更年期だって怖くない!自然体で若々しくいるための新習慣

       

ほてり、めまい、肩こり、疲れやすさ、気持ちの落ち込み、イライラ…
40代を過ぎて更年期に近づくと、体調が変化しやすく、見た目も気分もどんより。

いつまでも若々しく、健康的にキレイでいたいなら、早めのエイジングケア(※1)が必要です。毎日コツコツ継続することが、若々しさの維持につながります。

エイジングケア(※1)を習慣化するなら、毎日続けやすいサプリメントで、身体の内側からケアをしましょう。

年齢を重ねるのが怖くない!楽しい!と思えるような若々しい毎日のために、インナーケアの新習慣をスタートしませんか?

※1年齢に応じたお手入れ

監修者

・生命科学研究家(薬剤師) ・漢方カウンセラー ・国際中医師 / 国際中医美容師 ・アイカ製薬株式会社代表取締役 ・漢方生薬研究所開発責任者 ・一般社団法人腸内細菌検査協会理事 ・株式会社東進メディカルアドバイザー

大久保 愛

豊かな秋田の自然のなかで、薬草や山菜を採りながら暮らす幼少期を過ごし、漢方や食に興味を持つ。薬剤師となった後、北京中医薬大学で漢方・薬膳・東洋の美容などを学び、日本人ではじめて国際中医美容師資格を取得。漢方薬局、調剤薬局、エステなどの経営を経て、漢方・薬膳をはじめとした医療と美容の専門家として商品開発や執筆、企業コンサルティングなどに携わる。漢方カウンセラーとして、年間2000人以上の悩みに応えてきた実績がある。「東洋食薬ライセンス 食薬マイスター」「漢方生薬研究所」「薬膳宅配専門店おかゆや」等を監修。著書『1週間に1つずつ 心がバテない食薬習慣』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)は発売1カ月で7万部のベストセラーに。

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「最近イライラする」「ほてりや発汗がつらい……」など、更年期の症状で悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

しかし更年期は人によっても症状が異なり、またさまざまな症状が重なっていることも多く、何科を受診すればいいのか分からず悩んでしまうこともありますよね。

当記事では、漢方薬剤師として活躍する大久保愛先生に「大人女子が漢方を取り入れるメリット」や「漢方の取り入れ方」について解説していただきました。

この記事でわかること

更年期世代が漢方を取り入れるメリット
更年期世代の悩みについて
更年期世代が漢方を手に入れる方法

更年期世代が漢方を取り入れるメリット

更年期世代はホルモンの乱れが起きやすく、どうしても心と体のバランスを崩しがち。むずしい更年期の症状には、東洋医学(漢方)によるケアを試してみるのもひとつの手です。

東洋医学(漢方)は更年期と相性が良い

東洋医学では、望診(顔色や肌の状態など)や問診(心と体の自覚症状)など4つの診断方法を使った四診で総合的に診断していくのが基本です。

西洋医学のようにハッキリと病名をつけるわけではないので、心と体の不調に関する情報量が多ければ多いほど的確に診断できます。

また感情面のゆらぎなどの不調も含めて診断していくので、更年期のケアには東洋医学(漢方)による治療が好相性と言えるのです。

西洋医学では更年期の対処が取りづらい

一般的な病院が扱うのは「西洋医学」で、症状から病名をつけて治療方針を立てます。

しかし更年期の症状ははっきりと数値化できるものばかりではないので、病名が明確にならない場合も多くあります。そのため「疲れや老化」「自律神経の乱れ」と診断するしかなく、具体的な対策を取りづらいのが難点です。

更年期世代の悩みは理解されにくい

更年期の症状は人によって異なるため、まだまだ広く理解されていないことも多くあります。そのため少しでも体に不調を感じたら、1人で抱え込まず、早めに専門家へ相談したり、ケアしていくことが大切です。

感情が爆発して取り返しがつかなくなることも…

更年期の特有の「イライラ」「体の痛み」「発汗」などは、人に共感してもらいにくいものですよね。

さらに更年期世代は子育てが難しい時期だったり、責任ある仕事を任せられているときだったり、とにかくストレスが多い状況です。身体的な不調と精神的なストレスが重なるので、負のスパイラルに陥ると感情が爆発してしまいます。

感情が爆発すると、本来の自分なら絶対にしないような言葉選びや行動をしてしまうこともあるでしょう。すると周りに迷惑をかけたり、人間関係が悪化したり、取り返しのつかないことになってしまうことも考えられます。

更年期は早めにケアすることが大切

更年期世代の女性は「他人優先」で物事を考えてしまう人も多く、自分のことを後回しにしてしまいがちです。

しかし自分のケアを最優先にしておかないと、更年期の症状はそのストレスや過労で重症化してしまうこともあります。

「そんなことを言っても家族や仕事のことが気になる」と思ってしまう人も、自分を思いやることが周りのためにもなるので、早めに心と体をケアしてあげるようにしてみましょう。

更年期世代の漢方の取り入れ方は?

ツラい更年期の症状を改善するためには、漢方によるケアを取り入れてみるのもひとつのケア方法です。では、漢方を取り入れるにはどうすればよいのでしょうか?

漢方薬局に相談してみましょう

漢方を処方してもらうなら、漢方の専門家がいる「漢方薬局」に相談するのがよいでしょう。

漢方薬局だと保険適用はされませんが、専門家が悩みに応じた幅広い漢方薬を自由に組み合わせてくれます。漢方の効果効能をしっかり求めたい人で、専門家に相談したい場合には漢方薬局を訪れてみましょう。

クリニックで漢方を処方してもらう

クリニックを受診し、保険適用で漢方薬を処方してもらうことも可能です。

しかし保険適用の場合、限られた種類の漢方薬から選ぶことになるので、満足感は下がってしまう可能性があります。

ただ、漢方以外の薬との併用ができたり、明確な問題点を発見できることもあるため、まずは相談だけで受診するのもよいでしょう。

ドラッグストアで漢方を買ってみる

漢方薬は、ドラッグストアでも市販されています。パッケージに書かれている症状と自分の症状が合致するものがあれば、まずは手始めに活用してみるのもひとつの手です。

▼更年期世代におすすめの漢方

  • 肝と腎の働きをケアする漢方
  • 気血水をケアする漢方

ただし根本から心と体を整えたい人には、満足感を得られにくいかもしれません。まずは試しに使ってみて、いずれは漢方薬局や医師に相談して継続するのがおすすめです。

漢方は更年期世代のゆらぎ改善に相性◎

更年期世代の女性は、体の変化やストレスなどの影響でバランスを崩しがち。ダイエットや出産などをきっかけに、ベースの体調が落ちてしまっているケースもあります。

更年期世代の悩みには、心と体の両面をケアできる漢方を取り入れてみるのも選択肢のひとつです。ぜひ専門家に自分の悩みや不調を相談しながら、自分に合った漢方を取り入れてみてはいかがでしょうか。

この記事でわかったこと

更年期の複雑な症状には東洋医学がフィットしやすい
更年期世代の悩みはできるだけ早くケアすることが大切
漢方を取り入れるなら漢方薬局に相談を。専門家に話を聞いてもらうことでスッキリする場合も更年期の複雑な症状には東洋医学がフィットしやすい

最終更新日:2021.10.10

更年期だって怖くない!自然体で若々しくいるための新習慣

ほてり、めまい、肩こり、疲れやすさ、気持ちの落ち込み、イライラ…
40代を過ぎて更年期に近づくと、体調が変化しやすく、見た目も気分もどんより。

いつまでも若々しく、健康的にキレイでいたいなら、早めのエイジングケア(※1)が必要です。毎日コツコツ継続することが、若々しさの維持につながります。

エイジングケア(※1)を習慣化するなら、毎日続けやすいサプリメントで、身体の内側からケアをしましょう。

年齢を重ねるのが怖くない!楽しい!と思えるような若々しい毎日のために、インナーケアの新習慣をスタートしませんか?

※1年齢に応じたお手入れ

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