オンラインイベント

サーチュイン遺伝子とは?オートファジーとの相乗効果で若返る?

フェイスブック ツイッター ライン
 

キレイな人はもうはじめています!自然体で若々しくいるために1日でも早いエイジングケア(※1)を取り入れませんか?

       

鏡を見るたびにため息が出てしまう...
表情までどんよりしていて、なんだか元気も出ない...

いつまでも若々しく、健康的にキレイでいたいなら、早めのエイジングケア(※1)が必要です!毎日コツコツ継続することが、若々しさの維持につながります。
エイジングケア(※1)を習慣化するなら、毎日続けやすいサプリメントで、身体の内側からケアをしましょう。

美容・健康のために、インナーケアの新習慣をスタートしませんか?

※1年齢に応じたお手入れ

監修者

・九州大学 大学院農学研究院 教授

片倉 喜範

東京大学農学部卒、博士(農学)。
2004年農芸化学奨励賞 受賞。専門は食品機能学。
アンチエイジング食品創製に向けた食品機能学的研究や老化・寿命制御の分子基盤の解明とアンチエイジング創薬への応用、テロメラーゼ転写制御機構の解明にむけた研究を行っている。

記事を見る→

「若さを保ちたい!」「いつまでも健康でいたい!」と考え、さまざまな情報を参考に「アンチエイジング」に取り組んでいる人も多いのではないでしょうか。

私たちがいつまでも元気でいるために大切なのは、身体の中の新陳代謝を高めること。新陳代謝を維持する上で、非常に重要な役割を果たしていると注目されているのが「サーチュイン遺伝子」です。当記事では「サーチュイン遺伝子」や「若返りのメカニズム」について解説します。

体の中から若々しくいるための秘訣に興味がある人は、最後に紹介する動画も合わせてご覧ください。

この記事でわかること

「サーチュイン遺伝子」とはどんなものか?
「サーチュイン遺伝子」が活性化するとどうなる?
「サーチュイン遺伝子」を活性化させる方法とは?

「サーチュイン遺伝子」とは

「サーチュイン遺伝子」とは、全身性のアンチエイジングを実現するために重要な遺伝子です。抗老化・延命の実現が期待できることから「長寿遺伝子」とも呼ばれています。

「サーチュイン」とは、カロリー制限によって活性化されるタンパク質のことです。活性化した「サーチュイン」が老化した細胞に働きかけると、DNAが修復されて細胞を若々しくしてくれることが分かっています。

▼カロリー制限によって活性化されるもの

  • サーチュイン
  • IGF
  • mTOR

「IGF」とはインスリンの経路、「mTOR」とはオートファジーの経路です。カロリー制限によって上記3つが活性化されると、抗老化や延命の実現を引き起こせると考えられています。

オートファジーについて詳しく知りたい方はこちら

「サーチュイン遺伝子」が活性化するメリット

身体の中で「サーチュイン遺伝子」が活性化すると、アンチエイジングに多くのメリットがあります。

全身性のアンチエイジングを実現

「サーチュイン遺伝子」が活性化すると、全身性にアンチエイジングを引き起こすことが研究で分かっています。

▼サーチュイン遺伝子によるメリット

  • 脳の神経変性疾患を抑制
  • 認知症の抑制
  • 心筋の保護
  • 肝臓の代謝改善
  • 脂肪が溜まりにくい身体をつくる
  • インスリンの分泌を促す
  • 骨格筋の代謝改善

多くの疾患を抑制できる

「サーチュイン遺伝子」が全身にアンチエイジングをもたらすことで、さまざまな疾患を抑制できます。

▼サーチュイン遺伝子によって抑制できる疾患

  • 認知症
  • 加齢性の難聴
  • 脂肪肝
  • 心血管系の疾患

上記は「サーチュイン遺伝子」の活性化によって抑制できる疾患の一例です。上記の他にも、本当に多くの病気を抑制できることが明らかになってきています。

「サーチュイン遺伝子」による抗老化メカニズム

「サーチュイン遺伝子」は、老化した細胞にはたらきかけてDNAを修復します。

すると細胞は再活性化し、若々しく元気になっていくのです。

「サーチュイン遺伝子」が全身性に働きかけることで、全身の細胞を再活性化できます。全身の細胞の若返りをもたらすのが、「サーチュイン遺伝子」によるアンチエイジングの分子メカニズムです。

「サーチュイン遺伝子」は7種類ある


「サーチュイン」にはSIRT1〜7まで7種類あり、それぞれ異なる機能を持っています。

中でも「SIRT1」「SIRT3」「SIRT6」はアンチエイジング分野で研究が進んでおり、健康・美容への効果が明らかになっています。

SIRT1:炎症を抑える

7種類のサーチュインの中で、最も詳細な解析が進められつつあるのが「SIRT1」です。

「SIRT1」はさまざまな組織で機能を果たし、全身のアンチエイジングに効果的であることが分かってきています。

▼SIRT1の効果

  • シミやシワを改善する
  • バリア機能を改善する
  • セラミドを合成する
  • 筋肉を改善する
  • 脳機能を改善する
  • ミトコンドリアの活性化

「SIRT1」は、とくに皮膚細胞に対する機能性が非常に高いことが分かっています。

さらに代謝改善が引き起こされて痩せたり、認知症を予防したりする効果も見出されており、美容と健康にメリットが期待できるサーチュインです。

SIRT3:活性酸素を消去する

「SIRT3」は活性酸素を消去する作用があり、加齢性の難聴を抑制できることが知られています。

▼SIRT3の効果

  • 加齢性難聴の抑制
  • シミの改善
  • シワの改善
  • 美白効果
  • ストレス改善
  • 疲労改善

活性酸素を消去するので、難聴だけでなく肌やストレスにも嬉しい効果が期待できるでしょう。

SIRT6:細胞の老化を抑制する

「SIRT6」は細胞老化を抑制するので、寿命延長の効果が知られています。

細胞老化が原因になっているような肌トラブルの改善にも効果的です。また、細胞の老化によって引き起こされる白髪の予防にもつながります。

「サーチュイン遺伝子」を活性化する方法

「サーチュイン遺伝子」を活性化させるために、効果的な方法は2つあります。

カロリー制限

「サーチュイン遺伝子」活性化のために、最も効果的なのはカロリー制限です。

カロリー制限によるアンチエイジング効果は、1960年代に明らかになっています。

カロリー制限によって、細胞の新陳代謝を促進する「オートファジー」も活性化するため、相乗効果によるアンチエイジングも期待できるでしょう。

オートファジーの働きについて詳しく知りたい方はこちら

「サーチュイン遺伝子」を活性化させる食べ物を摂る

「サーチュイン遺伝子」は食べないことで活性化されることが広く知られてきました。しかし新しい研究では、食べ物によって「サーチュイン遺伝子」を活性化させられることも分かっています。

「サーチュイン遺伝子」の活性化に効果的なのが、ザクロのエキスに含まれる「ウロリチン」です。

「ウロリチン」とは、ザクロに含まれるポリフェノールの一種「エラグ酸」の分解物質のこと。「ウロリチン」によって全身の「サーチュイン遺伝子」を活性化し、食べることでアンチエイジングを実現できると考えられています。

「サーチュイン遺伝子」で効率よく若返りをめざそう

「サーチュイン遺伝子」とは、全身性のアンチエイジングをもたらすために重要な遺伝子です。

カロリー制限によって活性化されることが知られていますが、新しい研究では食べ物の栄養から活性化できることも分かってきています。

私たちは何歳になっても美しい外見を保ち、内側も健康で快適に過ごしたいもの。若々しく元気な身体を保つためにも、「サーチュイン遺伝子」の活性化を意識して生活してみてください。

この記事でわかったこと

「サーチュイン遺伝子」とはアンチエイジングのために重要なタンパク質
「サーチュイン遺伝子」が活性化すると美容や健康に多くのメリットがある
カロリー制限またはザクロの成分「ウロリチン」を摂るのが効果的

▼サーチュイン遺伝子研究の第一人者、片倉教授による解説動画は12/15(水)11:30〜12:00配信!
最終更新日:2021.12.15

キレイな人はもうはじめています!自然体で若々しくいるために1日でも早いエイジングケア(※1)を取り入れませんか?

鏡を見るたびにため息が出てしまう...
表情までどんよりしていて、なんだか元気も出ない...

いつまでも若々しく、健康的にキレイでいたいなら、早めのエイジングケア(※1)が必要です!毎日コツコツ継続することが、若々しさの維持につながります。
エイジングケア(※1)を習慣化するなら、毎日続けやすいサプリメントで、身体の内側からケアをしましょう。

美容・健康のために、インナーケアの新習慣をスタートしませんか?

※1年齢に応じたお手入れ

関連記事
新着記事