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暖かく眠るための温度・湿度とは?加湿のメリットや加湿器がないときの対処法

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疲れやすくなってきた、いつも身体がだるいと感じる方へ

       

若いころと比べると、年齢を重ねるごとに、少しの生活習慣の乱れで疲れを感じやすくなってきます。

健康な身体や肌を保つためには、バランスの取れた食生活や適度な運動、質の良い睡眠が非常に重要です。

しかしながら、忙しい日々の中でどれも完璧にこなすことは難しいはず。そんな時に、考えたいのが、サプリメントで不足している栄養を補うことです。

いつまでも元気で美しくいたい、そうお考えの方はぜひこの機会に検討してみましょう。

監修者

・株式会社マインドフルヘルス 代表取締役 ・内科医、産業医 ・神経内科専門医 ・抗加齢医学専門医 ・人間ドック健診専門医、指導医 ・医学博士

山下 あきこ

内科医、脳神経内科専門医、抗加齢医学専門医、医学博士。アメリカ神経学会会員でもある。1999年に川崎医科大学を卒業し、同大学の総合診療部での研修を経て、福岡大学病院の脳神経内科に入局。
米国フロリダのメイヨークリニックにて先端脳研究に携わり、パーキンソン病の研究で「MDS Young Scientist Award」(国際運動障害学会の優秀若手研究者向け賞)を受賞。
日本に戻り一般の臨床内科医として活動したのち、健康を自分で作る社会を目指して病院を退職し、株式会社マインドフルヘルスを設立。
「セブンアプローチ」を提供し、病気を治すのではなく、より健康で幸せに暮らせる社会を目指して活動。健康セミナーやビジネスセミナーなどを行い、行動変容を促す方法と正しい知識を提供している。企業研修の実績は、九州電力、NTT東日本、日清食品ホールディングス、JRサービスサポートその他多数。

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「冬は寒くて眠れない」「なかなか起きられない」など……冬場の睡眠に悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。

冬場は身体が冷えたり、乾燥が気になったりして、なかなか安眠できないもの。冬でもぬくぬく暖かく眠るためには、部屋の温度や湿度を調整することが大切です。

そこで今回は、脳神経内科専門医・医学博士である山下あきこ先生に「暖かく眠るための快適な温度・湿度」について教えていただきました。

この記事でわかること

暖かく眠るための理想的な温度と湿度
寒い冬に「加湿器」を使うメリット
「加湿器」がないときにおすすめの対処法

暖かく眠るための理想的な温度・湿度とは?

暖かく眠るために、エアコンやストーブで温度調節している人は多いはず。しかし快眠のためには、加湿して快適な湿度を保つことが大切です。

暖かく眠るための理想的な温度:16〜19度

冬でも、暖かく快適に眠るための理想的な温度設定は16〜19度です。

16度未満になると、冷えて眠りが浅くなる場合があるので注意してください。また、19度以上で温めすぎてしまう場合も、快眠に影響するといわれています。

暖かく眠るための理想的な湿度:40〜70%

暖かく眠るためには、湿度を40〜70%に保つのが理想です。

冬は、意識的に加湿をしなければ10〜30%くらいまで下がってしまいます。50%以上に湿度を上げるだけでも、かなりの努力が必要です。

冬場は加湿器を使って、意識的に加湿することをおすすめします。

温度・湿度の両方を上げることが大切

また、室温が10度以上なら、湿気は高いほうが暖かく感じられます。しかし室温が10度以下だと、逆に湿気が冷たく寒く感じてしまうので要注意です。

温度と湿度の両方をきちんと管理することが、冬場の快適な睡眠につながります。

暖かく眠るために「加湿器」を使おう

部屋を加湿するだけで、いままで眠れなかった人が熟眠できたケースもあります。加湿器がないときは、簡単にできる「手作り加湿器」を試してみてください。

「加湿器」を使う3つのメリット

加湿器を使うメリットは、湿度が上がって暖かく感じられるだけではありません。ミストによるうるおい効果で、健康と美容に嬉しい効果が期待できます。

▼加湿器を使う3つのメリット

  • リラクゼーション効果が期待できる
  • 鼻や喉がうるおい快適になる
  • 美容にも嬉しい効果が期待できる

加湿器のミストは「マイナスイオン」を出している可能性があり、リラクゼーション効果が期待できると考えられます。

また、喉や鼻がうるおうことで、乾燥による睡眠の質低下も防げます。喉が渇いて咳が出たり、家族の咳の音で起きてしまったり……乾燥が原因で起こる途中覚醒も減らせるでしょう。

また、湿度が低いと肌のバリア機能が低下し、乾燥肌になってしまうことがあります。うるおいのある肌を保つためにも、加湿器を使うことがとても大切です。

簡単にできる!「手作り加湿器」の作り方

加湿器を持っていない人は、簡単にできる「手作り加湿器」を作りましょう。

準備するものは「フェイスタオル・クリップ付きハンガー・洗面器」の3つです。

▼手作り加湿器の作り方
1. フェイスタオルを濡らして固く絞る
2. ハンガーのクリップにタオルの端を止める
3. 洗面器に水を張る
4. タオルの一方の端を水につける
5. 椅子の背もたれなどにハンガーごとかけておく

出張先や旅行先など、加湿器を持っていないときでも簡単に部屋を加湿できます。感染症予防や美容のための乾燥対策にもなるので、ぜひ宿泊先でも試してみてください。

暖かく眠るためには「湿度」が大切!冬の快眠に加湿器は必須アイテム!

暖かく眠るためには、温度だけでなく湿度に気を配ることが大切です。

温度16〜19度、湿度40〜70%に保つことで、暖かく眠るための環境が作れます。

加湿器を使うとミストによるリラクゼーション効果や、うるおいによる健康・美容効果も期待できます。「手作り加湿器」でもしっかり加湿できるので、乾燥しやすい冬場は加湿を心がけてみてください。

この記事でわかったこと

冬の理想的な温度は16〜19度、湿度は50%前後
加湿器によるリラクゼーション効果やうるおいは美容にもいい
加湿器がないときは「手作り加湿器」で簡単に快適な湿度を保てる

最終更新日:2021.12.25

疲れやすくなってきた、いつも身体がだるいと感じる方へ

若いころと比べると、年齢を重ねるごとに、少しの生活習慣の乱れで疲れを感じやすくなってきます。

健康な身体や肌を保つためには、バランスの取れた食生活や適度な運動、質の良い睡眠が非常に重要です。

しかしながら、忙しい日々の中でどれも完璧にこなすことは難しいはず。そんな時に、考えたいのが、サプリメントで不足している栄養を補うことです。

いつまでも元気で美しくいたい、そうお考えの方はぜひこの機会に検討してみましょう。

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