ダイエットを頑張っているけど、効果が出にくいとお困りの方へ
年齢とともにお腹、太もも、ヒップなどによく見られる肌表面の「凸凹」。これは、血行やめぐりの滞りなどが原因でできる脂肪と老廃物の固まりです。
食事・運動のダイエットだけでなく、美容面でも凸凹ケアをしましょう!肌触りの凸凹が和らぎ、後ろ姿も好印象に!
サプリメントとボディジェルを使ったマッサージの2つのアプローチで、ハリのある若々しい身体を目指しませんか?
小野寺 佑佳子
2009年より、ヨーガインストラクターとして活動開始。都内スタジオにて、月間約60レッスンを開催しつつ、オンラインヨガスタジオ「早起きは三文の徳ヨーガクラブ」の運営や、fracora朝トレ火曜・金曜担当。
ひとりでも多くの方へ、ヨガと共に感じる豊かな時間をお届けしたいという思いを胸に活動中。
趣味はヘルシーな食材を用いた、ジャンクフード風ごはんの創作。
目次
美脚という言葉を聞いたとき、どのような脚のラインを思い浮かべますか?
美脚といえば「細くスラッとした脚」をイメージし、憧れている人が多いかもしれません。しかし最も大切なのは、いつまでも自分で歩ける「健康的な脚」を保つことではないでしょうか。
脚の筋肉をほどよく調整して、健康的に保ちながら足やせできたら最高ですよね。そこで今回は、ヨガ講師の小野寺佑佳子先生に「美脚・足やせヨガ」のやり方を教えていただきました。
ふくらはぎをすっきりさせるヨガ
足全体をすっきりさせるヨガ
骨盤周りをすっきりさせるヨガ
まずは準備体操として、股関節まわりの緊張をリリースしていきます。座りっぱなし・立ちっぱなしでいることが多い人は、股関節周りをしっかりほぐすことが足やせの第一歩です。
床に座り、足の裏と裏をくっつけてひし形を作ります。両手で足の甲あたりを支えながら、ひざを上下にパタパタ動かしましょう。
このときお尻が痛いと感じたら、お尻の下にタオルをはさんでください。
足はひし形にしたまま鼻から息を吸って、お尻をしっかり床につけたまま腰を長く伸ばします。鼻から息を吐き、次の吸う息でひじを横に折り曲げながら上半身を前に倒しましょう。
このとき腰が丸くなったり、反ったりしないように、まっすぐ伸ばしてあげることがポイントです。腰とお腹を長く伸ばしたら、次の吐く息でおへそをかかとにゆっくり近づけます。
無理に身体を倒そうとせず、心地よく伸びるところでホールドしてください。
余裕がある人は手の指先を前に歩かせ、吐く息とともに股関節のストレッチを深めていきます。
股関節周りが気持ちよく伸びるところでホールドしたら、ゆったりとした呼吸を3つ行います。
ヨガの呼吸は、鼻から吸って鼻から吐くのが基本です。鼻が詰まっているときは、無理せず口から息を吐いてください。
鼻から大きく息を吸って、吐いて少し前に倒れながらストレッチを深めます。次の吸う息で肩を下げて耳から遠くし、吐いてリラックス。
最後に大きく息を吸って、吐きながらもう少し前に進めたら進みましょう。息を吸いながらゆっくりと起き上がり、吐いて元の体勢に戻します。
足の指を動かすことで、ふくらはぎの筋肉が連動します。スラっとしたふくらはぎを作るためには、地味ですが足指トレーニングがとても効果的です。
床に座ってひざを立て、手で足のゆびをさすり温めます。まずは摩擦で足を温め、指先の血流をよくしましょう。
足指トレーニングはひざをグラグラさせたくないので、立てたひざを手で固定します。左ひざは左手で、右ひざは右手で固定してください。
ひざを固定したら、まずは両足の親指だけを上げます。親指を床に戻し、次は足の人差し指〜小指までの4本を持ち上げましょう。
親指アップ、4本アップをリズムよく繰り返します。
次は片方の親指、片方の4本を同時に上げます。親指と4本を交互に、リズムよく上げ下げしましょう。
最初は全くできないかもしれませんが毎日続けているとできるようになります。脳の体操にもなるので、お風呂上がりなどにぜひ試してみてください。
足やせのためには、骨盤周りをしっかりと動かしてほぐすことも大切です。キャットロールで背骨から骨盤まで気持ちよく動かし、めぐりのよい下半身を作りましょう。
四つん這いの体勢になり、手首が肩の真下にくるようにセット。手のひらは大きく開き、足はつま先を立てます。
ひじが伸びていると手首やひじに負担がかかるので、ひじは軽く曲げておきましょう。
鼻から息を吸って背中をまっすぐ、鼻から息を吐いてゆっくりと背中を丸めます。頭は少しお腹の方に入れて、目線はおへその方に向けます。
次の吸う息で足の甲を寝かせ、胸を開きながら背中を反らします。目線は天井に向け、おでこや眉間にシワがよらないようにします。
ゆったりとした呼吸のリズムに合わせながら、丸める・反らすを繰り返します。今日の背中はどんな調子なのか、身体の内側を観察するように動いてみてください。
鼻から息を吐いて背中を丸め、肩甲骨同士を離すイメージを持ちましょう。鼻から吐いて背中を反らしながら、肩甲骨同士を寄せ合ってみてください。
心地よく繰り返したら、最後は吸う息で背中をまっすぐにし、吐く息で身体を解放します。
キャットロールからの流れで、ダウンドッグのポーズを行います。ダウンドッグは足の緊張を解しながら、筋力アップできる動きです。
ダウンドッグを行うとき「肩が痛い」と感じたら、無理せず休んでください。ダウンドッグをして余裕がある人は、かかとをアップするポーズに進みましょう。
四つん這いの体勢から少しだけひじを曲げ、ワキを締めながらお尻を高く持ち上げます。
両手のひらと両足で、地面をしっかり押して身体を支えてください。肩や腕が痛いときは、無理せずに休憩しましょう。
ダウンドッグのポーズの目的は、背中を伸ばすことです。ひざは無理に伸ばさなくてもいいので、まずは背中がまっすぐ伸びるように意識してみてください。
ダウンドッグの状態から、両足のかかとを交互に上げ下げしていきます。
片方の足は伸ばしてふくらはぎストレッチ、もう片方の足はひざを曲げてつま先で支えます、左右交互にかかとを上げ下げして、ふくらはぎを気持ちよく動かしましょう。
かかとを交互に上げ下げしていると、足の左右差や疲労感など多くのことに気づきます。呼吸を繰り返しながら、自分の身体の調子を観察してみてください。
ダウンドッグで余裕がある人は、チャレンジポーズ「かかとアップ」に進みます。
ダウンドッグの状態で両手はしっかりと地面を掴み、両足はつま先立ちになります。右足を胸に寄せ、かかとを押し出しながら右足を天井方向に高く上げましょう。
腰を左に軽く絞り、左のかかとを上げ下げします。疲れたら身体を解放し、すぐに休憩してください。
息を吐きながらかかとを床、息を吸ってかかとアップ。ゆったりとした呼吸のリズムに合わせ、かかとのアップダウンを5回行いましょう。
5回めが終わったらひざを床につけ、手首を振って一旦休憩してください。
反対側の足も同じように行います。
ダウンドッグの体勢からつま先を上げ、左ひざを胸に。足を天井方向にキックして、腰を少し右に絞ったら、右のかかとをアップダウンします。
吐いてかかと床、吸ってかかとアップ。両手は均等にマットを押す気持ちで、呼吸のリズムに合わせて5回アップダウンしましょう。
両足を着地してひざをつけたら、手首を振って休憩します。
最後は、美脚に欠かせない骨盤周りの筋肉リリースです。お尻や腰まわりをケアすることで、健康的に歩き続けられる美脚を目指しましょう。
右のひざを前に出し、かかとは左の鼠径部あたりに置きます。もう少し頑張れる人は、右ひざが直角になるところまでかかとをスライドしてください。
右足の位置は、痛くならないところがベストです、左足は足の甲が下側になるように真っすぐ伸ばします。
右ひざ両わきに手を添えて、手で床を押します。後ろの足の甲で床を踏み、お尻を少し持ち上げましょう。
お尻を右に絞り、ゆっくりお尻を床に戻してください。次の吐く息とともに両手を前に歩かせ、無理のないところでホールドしてください。
骨盤周りが伸びるのを感じながら、ゆったりと3回呼吸を繰り返します。
反対側も同じように行います。
左ひざを前に出し、右足は後ろに伸ばします。左足のかかとは鼠径部の前から、ひざを直角にするところまでで心地いいところにおいてください。
左ひざの両わきに手を添えて床を押し、右足の甲で床を踏みながらお尻を持ち上げます。お尻を軽く左に振ってから床に戻し、次の吐く息とともに前へ倒れましょう。
お尻のストレッチを感じながらホールドし、ゆったりとした呼吸を3回繰り返します。次の吸う息でゆっくりと起き上がり、吐く息で身体を解放してください。
忙しい毎日の中でも、ヨガを通して身体と向き合うことはとても大切です。
単なる「ダイエット」「足やせ」ではなく、健やかな心と身体を育む時間になります。ヨガは呼吸を意識しながらポーズを取るので、自律神経を整えるためにも効果的です。
自粛生活による運動不足やストレスを感じたときにも、ヨガをすることで前向きな気持ちになれます。毎日5分でも、ポーズ1つでもいいので、ぜひお風呂上がりや寝る前に行ってみてください。
足指トレーニングやダウンドッグでふくらはぎすっきり
キャットロールからダウンドッグへの流れで全体足やせ
骨盤周りほぐしで健康的な下半身をサポート
この記事を動画で見たい方はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=N4LPJPAMBAA
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