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更年期の不調はなぜ起こる?女性ホルモン以外の原因を解説【医師監修】

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更年期だって怖くない!自然体で若々しくいるための新習慣

       

ほてり、めまい、肩こり、疲れやすさ、気持ちの落ち込み、イライラ…
40代を過ぎて更年期に近づくと、体調が変化しやすく、見た目も気分もどんより。

いつまでも若々しく、健康的にキレイでいたいなら、早めのエイジングケア(※1)が必要です。毎日コツコツ継続することが、若々しさの維持につながります。

エイジングケア(※1)を習慣化するなら、毎日続けやすいサプリメントで、身体の内側からケアをしましょう。

年齢を重ねるのが怖くない!楽しい!と思えるような若々しい毎日のために、インナーケアの新習慣をスタートしませんか?

※1年齢に応じたお手入れ

監修者

・東京TMSクリニック 院長 ・BESLI CLINIC COO

田中 奏多

「働く人を支える」薬に依存しない医療を展開するBESLI CLINICを2014年に協同創設、2030年を基準に医療現場から社会を支える医療経営を実践。産業医、MBAの視点からビジネスマン・ビジネスウーマンを支えている。
また生薬ベースの漢方内科での経験を活かし、腹診を含めた四診から和漢、井穴刺絡などの東洋医学を扱い、ホルモン、生活習慣をベースに身体から心にアプローチする診療を担当。
ハーバード大学TMSコースを修了し、TMSをクリニックへ導入、世界最新の日本人に合わせたTMSの技術指導、統括を行っている。

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ほてりやめまい、肩こり、疲れやすさ、気持ちの落ち込み、イライラなど、女性である限り更年期症状に悩まされるのは仕方ない、と思っていませんか?

でも実は、その不調のつらさは女性ホルモンのせいだけではかもしれません。

今回の記事では、更年期症状が起こる仕組みと更年期症状がひどくなってしまう原因について解説していきます。

この記事でわかること

更年期の不調が起こる仕組み

つらい更年期症状の原因

更年期世代に体の不調がでやすくなるのはなぜ?

更年期の不調とは?

なぜ女性が閉経を迎える年齢で、更年期症状が現れるのか、それは「女性ホルモンの低下」が原因です。

更年期症状には、のぼせ、発汗、動悸、めまいをなどの血管運動神経症状と鬱々とした気持ち、イライラ、不眠などの精神神経症状があります。

ホットフラッシュなどの血管運動神経症状は女性ホルモンの低下が大きく関わっており、ホルモン補充療法(HRT)と呼ばれるエストロゲンを少量補充する治療で比較的早く改善できる可能性が高いです。

しかしながら、女性ホルモンを補充しても、更年期症状の心の不調である精神神経症状についてはなかなか改善しないこともあります。

更年期の心の不調はなぜ起こる?

閉経が近くなると女性ホルモンであるエストロゲンが低下します。このエストロゲンは脳の中にある通称幸せホルモンとも呼ばれるセロトニンと深い関係があります。

エストロゲンが低下すると、セロトニンが低下する。更年期ではセロトニン低下の波がおこるために心が不安定になりやすくなります。

すると、自律神経が乱れやすくなり、頭痛や疲れやすさなどのさまざまな不調を招いてしまうのです。

更年期症状がつらいのは実は女性ホルモンの影響だけではない?

では、更年期のつらい症状はすべて女性ホルモンの影響なのでしょうか。

環境の変化やイベントに自律神経が反応する

更年期世代は体の変化に加え、昇進や子供の巣立ち、両親の逝去、ペットロス・・・人生の中でも大きなイベントが起こりやすい時期でもあります。

すると自律神経にも影響を及ぼし、更年期症状を悪化させる原因につながってしまうのです。

すべての女性は閉経を迎えますが、更年期症状に悩む人もいれば、悩まない人もいます。

更年期は女性ホルモンの波に加えて、環境の変化、その反応に対応する自律神経の波が起こりやすい状態であり、女性ホルモンだけが更年期症状に影響するのではないのです。

更年期世代は不調の「芽」が出やすい状態

今までは自分でコントロールできて「芽」を出さなかった、環境の変化やストレスの積み重なりなどによる心の不調の「種」。

エストロゲンが低下し、セロトニンが低下する更年期は、この「種」が心の不調の「芽」として現れやすい状態です。

更年期症状がひどくなると、どうしても「女性ホルモンをどうにかしなきゃ」と思う人が多いかもしれません。

しかし、いつ頃から不調になったのか?どんな環境の変化や心の変化があったのか?など、具体的な理由を探り、対応することが根本的な解決につながります。

感受性が高い人は更年期症状がひどくなりやすい

生理前の不調が辛かった人は、更年期症状がひどくなりやすいのでは?と思ってしまう人も多いかもしれません。

実際に、生理前の不調と更年期症状の関係性についての研究では生理前の不調が強い人は更年期になりやすいことが明らかになっています。

こうした症状がひどくなってしまう原因のひとつに、「感受性の高さ」も挙げられます。

感受性が高く、ちょっとしたことでもストレスに感じてしまう人は更年期症状がひどくなってしまうこともあるのです。

不調が出てくるときは自分を見つめ直すよい時期

つらい症状があったり、人生の中でも大きなイベントが起こったりすると「なんで私ばっかり…。」と落ち込んでしまうこともあるかもしれません。

しかし、こうした不調が出てくる更年期世代は自分を見つめ直すよい時期とも言えます。

今まで気づくことがなかった不調をケアしながら、自分を大切にする時間を持つようにしていきましょう。

この記事でわかったこと

更年期症状は女性ホルモンの低下で起こる

女性ホルモンだけでなく、心や環境の変化などが原因になることも

感受性が高く、ストレスを溜めやすい人は不調が出やすい

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最終更新日:2021.03.30

更年期だって怖くない!自然体で若々しくいるための新習慣

ほてり、めまい、肩こり、疲れやすさ、気持ちの落ち込み、イライラ…
40代を過ぎて更年期に近づくと、体調が変化しやすく、見た目も気分もどんより。

いつまでも若々しく、健康的にキレイでいたいなら、早めのエイジングケア(※1)が必要です。毎日コツコツ継続することが、若々しさの維持につながります。

エイジングケア(※1)を習慣化するなら、毎日続けやすいサプリメントで、身体の内側からケアをしましょう。

年齢を重ねるのが怖くない!楽しい!と思えるような若々しい毎日のために、インナーケアの新習慣をスタートしませんか?

※1年齢に応じたお手入れ

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