疲れやすくなってきた、いつも身体がだるいと感じる方へ
若いころと比べると、年齢を重ねるごとに、少しの生活習慣の乱れで疲れを感じやすくなってきます。
健康な身体や肌を保つためには、バランスの取れた食生活や適度な運動、質の良い睡眠が非常に重要です。
しかしながら、忙しい日々の中でどれも完璧にこなすことは難しいはず。そんな時に、考えたいのが、サプリメントで不足している栄養を補うことです。
いつまでも元気で美しくいたい、そうお考えの方はぜひこの機会に検討してみましょう。
・ヘルスケアコーディネーター ・株式会社310LIFE / 代表取締役社長 ・日本初Google公式 Fitbit Friend
大木 都
病院の立ち上げ運営に携わったり、1,000名以上への個別パーソナルコーチング経験から「日本らしく、ちゃんと続けられる」ヘルスケアが何より大切で効果が高いと感じています。また、自分自身が過労で入院した経験も活かし、忙しい毎日の中でも実際に続けられるヘルスケアメソッドを研究し、スマートウォッチなどのヘルステックツールの活用を推奨している。
Fitbit(フィットビット)を着用して寝ると、毎日の睡眠を自動的に計測し詳細を可視化してくれます。
睡眠の質を知るためにも便利なツールですが、使い始めたばかりの方は睡眠スコアの見方や診断がどのように行われているのか、よく分からないという人もいるかもしれません。
そこで今回は、Fitbit睡眠スコアの見方について解説していきます。
Fitbit睡眠スコアの見方と睡眠スコアが表示されない時の対策
Fitbit睡眠スコアの見るべきポイント
Fitbit睡眠スコアと歩数の関係
Fitbitを付けた状態で一定時間眠ることで、十分な分析データが溜まると睡眠の質を数値化した「睡眠スコア」が確認できるようになります。睡眠スコアは100点満点中で何点なのか、自動で表示される便利な機能で、睡眠の質がどのようにいいのか可視化してくれるとてもわかりやすい機能です。
この睡眠スコアをより楽しむ見方を覚え、毎日のコンディションを確かめたり、睡眠改善の参考にして、より良い睡眠の質を目指していきましょう。
睡眠スコアを見るにあたり、設定は一切必要ありません。Fitbitを手首に着用したままで就寝し、起床後にスマートフォンのアプリでチェックしてみてください。Fitbitデバイスとアプリを同期するだけで、自動的に点数や睡眠の深さが計測されます。
睡眠スコアの解析には心拍数をはじめとするデータが安定的に4時間程度以上取得することで分析を精密に行えるようになり、スコア表示されます。
このため、短時間での睡眠や就寝途中で目を覚まし、ある程度(おそらく30分以上)起きて過ごすと睡眠時間が遮断されてカウントされ、条件に満たないデータとなり睡眠スコア表示がされない場合があります。
詳しくは公式サイトを合わせてご確認ください。
Fitbitは自動で睡眠時間を認識して記録してくれます。しかし、例えばベッドで就寝前に1時間まったく動かないでリラックスして読書していたりするなど、就寝時間がずれてしまうケースもあります。この際にはどのようにすれば良いのでしょうか?
就寝時間は手動で変更することができます。該当する睡眠のページを開き、右上の「・・・」のメニューをタップすると画像の真ん中のように編集メニューが表示され、「記録を編集」を押すと右の画像のように時間を変更することができます。
変更後に保存することで、自動的に改めて睡眠スコアの分析がされて表示が切り替わります(通信により分析されますので、変更表示まで少し時間がかかります)。
特に、睡眠の途中で覚醒してしまい、二度寝に苦しんでしまったら睡眠時間が短くなっていた!なんていうときには手動で直して正しい睡眠スコアを確認すると良いでしょう。
Fitbit睡眠スコアでは、睡眠の点数や眠りの深さを計測できます。睡眠の質をより具体的にチェックするため、Fitbit睡眠スコアの詳しい見方を覚えると便利です。
まずは睡眠の点数をチェックしましょう。Fitbitは睡眠スコアという「100点満点」を最高値とした数字で睡眠を評価されています。
点数 | 睡眠状態 |
90〜100点 | 非常によい |
80〜89点 | よい |
60〜79点 | やや低い |
60点以下 | 低い |
睡眠スコアは最高で100点ですが、Fitbit公式サイトによるとほとんどの人は72〜82の点数を取得しているそうです。
睡眠を細かく表示すると睡眠ステージという睡眠の深さの波が確認できます。睡眠ステージでは「目覚めた状態」「深い睡眠」「浅い睡眠」「レム睡眠」を確認できます。
Fitbitでは横たわって寝ていると思っている間であっても、身体的に「目覚めた状態」と判断して、「実際の横たわっていた睡眠時間から差し引いた時間」が睡眠時間として表示されます。
この「目覚めた状態」は無意識の状態で確認しづらいので、Fitbitを使って睡眠質を確認できるのが魅力です。
多くの方の睡眠データを確認しましたが「深い睡眠」は1時間以上取れていると、目覚めてからの体調がとてもことが良いと感じる方が多いです。
また、睡眠ステージを表示した部分では同性・同年の方たちとの比較ができる「ベンチマーク」という表示があります。平均的な同じ年齢の方の睡眠の質と比較することができるので、参考にしてみましょう。
▼睡眠の改善方法はこちらの動画もご参考にしてみてくださいね。
https://vimeo.com/574677114/76b598d546
睡眠スコア以外にチェックしたいのが活動量(歩数やゾーン時間)です。安眠のためにも日中の活動量の変動が睡眠の質にも大きく関わっていることがスコアを日々見ることで確認できます。
まずは毎日の歩数を確認して、1日にどれくらい活動しているのか知りましょう。
健康のためには、1日8,000〜10,000歩あるくのがいいとされています。歩数を目安に活動量を上げると、睡眠スコアも良くなっていくので試してみてください。
天気が悪くて外で歩けないときは、家の中で歩くだけでもOKです。テレビや映画を見ながらその場で行進したり、家の中を歩いたりしながら活動量を上げましょう。この際にある程度、体に負荷のある活動ができることで「ゾーン時間」というポイントが増えていきます。
活動量の中でも良いトレーニング時間の参考になる指標なので合わせてチェックしてゾーン時間も意識してみましょう。
多くの方々と使っていて感じますが90点台がとれたら非常に最高に素敵なスコアですが、90点台をつづけるのは非常に難しい方がほとんどです。
一般的に多くの方は体感として80点台をとれると、目覚めもすっきりしていて、日中の活動が快活だと感じていますので、80点台をできるだけ維持できるようにしてみましょう。
なかなか80点台のスコアを出せない方は、まずは80点台を取得できるようにセルフケアを始めて、スコアが良かった日の睡眠の影響因子をチェックすることを繰り返していくことで睡眠改善がロジカルに行えるようになります。
つまり、ダイエットのために体重計で重さを測るように、その日に試した睡眠改善のコツが本当に質の良い睡眠に影響しているのか、ご自身の体でチェックできるようになっていくので試したセルフケアがご自身にピッタリだったのかを確認することができるのです。相性の良かった睡眠ケアを1つ1つ取り入れていくことで、徐々にスコアが高くなっていきます。
また、睡眠の質を向上させるためにもFitbitを使って歩数や活動量を意識することも大切です。睡眠や健康のためには8,000歩以上を継続的に歩くのが良いとされているので、楽しみながら歩数を増やしてより健康的な毎日を過ごしてみてくださいね。
睡眠スコアは短時間での睡眠や就寝途中で目を覚ましたり、ある程度(おそらく30分以上)起きて過ごしたりすると表示されない場合もある
睡眠スコアを見るときは点数と睡眠ステージをチェック
歩数を上げることで睡眠スコアの改善につながる
疲れやすくなってきた、いつも身体がだるいと感じる方へ
若いころと比べると、年齢を重ねるごとに、少しの生活習慣の乱れで疲れを感じやすくなってきます。
健康な身体や肌を保つためには、バランスの取れた食生活や適度な運動、質の良い睡眠が非常に重要です。
しかしながら、忙しい日々の中でどれも完璧にこなすことは難しいはず。そんな時に、考えたいのが、サプリメントで不足している栄養を補うことです。
いつまでも元気で美しくいたい、そうお考えの方はぜひこの機会に検討してみましょう。