ダイエットを頑張っているけど、効果が出にくいとお困りの方へ
年齢とともにお腹、太もも、ヒップなどによく見られる肌表面の「凸凹」。これは、血行やめぐりの滞りなどが原因でできる脂肪と老廃物の固まりです。
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・シドニー五輪代表 ・元東京大学生涯スポーツ健康科学研究センター技術補佐員
柳澤 哲
選手引退後は、低体力・知的障害のトレーニングサポートと合わせて、日本陸連・JOC強化スタッフとしてトップアスリートもサポートした実績がある。
その経験を活かしてウォーキングトレーナーとしてパーソナル指導・講習会講師として活躍。
IAIR(国際統合リハビリテーション協会)と連携して理学療法士・作業療法士の皆さんに向けた「ウォーキング療法士」を監修し、変形膝関節症や片麻痺の方のウォーキングもサポートしている。五輪・世界陸上では競歩TV解説者も務める。
目次
「お尻も太ももも同時に細くしたい!」下半身の悩みは年齢を重ねるごとに気になりますよね。
今回ご紹介するのはお尻と太ももの脂肪にアプローチできる「リズミカルスクワット」です。
1日10分程度でできるリズミカルスクワットのやり方とポイントを説明していくので、ぜひトライしてみてくださいね。
お尻と太ももの脂肪を落とせるリズミカルスクワットのやり方
リズミカルスクワットをやるときのポイント
リズミカルスクワットをやるときの注意点
ひとつの運動でお尻と太ももの両方にアプローチできる、一石二鳥なリズミカルスクワットのやり方をご紹介します。
シドニー五輪代表
元東京大学生涯スポーツ健康科学研究センター技術補佐員
元アスリートである柳澤さんが教えてくださるのは、一般的なスクワットとは少し違う、リズミカルに行うスクワットです。
リズムをとって素早く動くことで、無酸素運動のスクワットを有酸素運動に変えられます。
有酸素運動は体脂肪をエネルギーに変換し、内臓脂肪を燃焼させる効果があるため、脂肪を減らすのに効果的というわけです。
足を肩幅程度開き、両手をクロスして胸の前に添えます。
腰を軽く落とし、お尻と太ももの裏側の筋肉を使って立ち上がります。
2.の動作を20回繰り返します。これを1セットとし、2セット行うのがおすすめです。
一般的なスクワットより腰を深く落とす必要がなく、比較的楽に感じるリズミカルスクワットですが、やるときのポイントには何があるのでしょうか?
リズミカルスクワットのポイントは有酸素運動に変えることなので、腰を落とす動作とお尻と太ももの筋肉を使って立ち上がる動作は、テンポよくリズミカルに行うのがコツです。
腰を落としすぎるとリズミカルに動けないので、足を肩幅以上に開かないのも重要なポイントです。
腰を落とし過ぎないためのコツは、左右のつま先を外側に向けるのではなく平行でキープすることです。
つま先が左右で平行になっていると腰を落としにくいので、自然とちょうどいい深さで止まります。
また、つま先が平行のほうがお尻と太ももに力が入りやすくなり、より効果アップにつながります。
リズミカルスクワットは腰を深く落とさないため、通常のスクワットよりも腰や膝への負担が少ない点がメリットです。
とは言え、全く負荷がかからないわけではないので、腰や膝に痛みを感じたらトレーニングを中止するか回数を減らしてみてください。痛みを強く感じるときは無理に行わない方が良いでしょう。
リズミカルスクワットは一般的なスクワットより浅く腰を落とし、テンポよく上下運動を行うのが特徴です。
リズミカルに動くことで、お尻と太ももの筋肉にアプローチできる有酸素運動に変えられます。
1セットは2〜3分、2セットやっても5分程度なので、隙間時間を有効に活用してぜひトライしてみてくださね。
腰を深く落とさず、テンポよく行うのがリズミカルスクワット
リズミカルにスクワットをすることで、無酸素運動から有酸素運動に変えられる
有酸素運動のスクワットをやると脂肪燃焼効果、脂肪をエネルギーに変える効果が期待できる
この記事を動画で見たい方はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=esZGrxl0O3U
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