更年期だって怖くない!自然体で若々しくいるための新習慣
ほてり、めまい、肩こり、疲れやすさ、気持ちの落ち込み、イライラ…
40代を過ぎて更年期に近づくと、体調が変化しやすく、見た目も気分もどんより。
いつまでも若々しく、健康的にキレイでいたいなら、早めのエイジングケア(※1)が必要です。毎日コツコツ継続することが、若々しさの維持につながります。
エイジングケア(※1)を習慣化するなら、毎日続けやすいサプリメントで、身体の内側からケアをしましょう。
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※1年齢に応じたお手入れ
・NPO法人ちぇぶら代表理事 ・更年期トータルケアインストラクター
永田 京子
演劇活動後、ピラティスや整体・経絡などを学ぶ。インストラクターとして活動する中で、40歳前後の女性たちの声や、自身の母が更年期障害でうつになった経験から、更年期を迎える女性の健康サポートを目的とした「ちぇぶら」を設立。1,000名を超える女性たちの調査や医師の協力を経て “更年期対策メソッド”を研究・開発・普及。口コミで広まり、企業や医療機関など国内外で講演を行い述べ3万人以上が受講している。2018年、カナダで開催の国際更年期学会で発表。YouTube「ちぇぶらチャンネル」の登録者数は3.5万人以上。
目次
「更年期って何だっけ?」「いつから準備すればいいの?」など、更年期について不安を抱えているのではないでしょうか。
テレビCMや雑誌などを見て、更年期といえば「ツラいもの」「怖いもの」というネガティブなイメージを持っている人も多いはず。しかし実際には、多くの女性が更年期の疑似体験を経験しているので、それほど恐れる必要はないのです。
そこで今回は、更年期トータルインストラクターの永田京子先生に「更年期とは?」というテーマで解説していただきました。
更年期とはどんなもの?症状がでるのはいつ?
更年期の症状とはどんなものがあるの?
更年期の前向きな捉え方
テレビCMや雑誌など、メディアで取り上げられる更年期は「とてもツラいもの」というイメージがある人も多いのではないでしょうか。
ここで改めて「更年期とはどんなものなのか」「いつからいつまでが更年期なのか」を再認識しておきましょう。
更年期とは、閉経前の5年間と閉経後の5年間をあわせた10年間のことです。
この時期、卵巣機能の低下から、女性ホルモン「エストロゲン」の分泌が急激に減っていくことで、心と身体にさまざまな症状が起こります。
症状がひどい場合は婦人科で治療ができます。更年期障害と診断された場合、ホルモン補充療法(HRT)や漢方療法など、多くの治療法が、健康保険の適用を認められています。
日本人の更年期は、一般的には45〜55歳の時期を指します。
個人差がとても大きいのですが、日本人の平均の閉経年齢は50.5歳。ですから、その前後約10年間が更年期というわけです。
「エストロゲン」は、脳の「視床下部」から司令が出されて卵黄から分泌されます。
しかし、更年期には「視床下部」がいくら司令を出しても、卵巣機能が低下しているため、十分な「エストロゲン」が分泌されません。すると「視床下部」が混乱してしまい、体の中のホルモンバランスを乱してしまいます。
すると、「自律神経」まで乱れやすくなってしまうのです。ホットフラッシュやのぼせ、めまいや動悸といった更年期に起こるさまざまな不調の原因は、「エストロゲン」の低下と、自律神経の乱れのダブルパンチによるものです。
更年期は女性ホルモンの減少に伴い、自律神経の乱れが起こります。症状は個人差が大きく、「こんなことも更年期?」というほど多くの症状があるのが特徴です。
更年期の症状は個人差が大きく、症状の種類は200〜300種類もあるといわれています。様々ありますが、その中でも代表的な症状は、以下の通り。
▼更年期の代表的な症状
更年期の代表的な症状としては、体温調節がうまくいかなくなる「ホットフラッシュ」が多く見られます。びっくりするくらい汗をかいたり、上半身はほてるのに手足は冷えるのが特徴です。
また、自律神経の乱れによって眠れなかったり、逆に日中やる気を出したいのに寝てしまうといったこともあります。その他、関節痛や頭痛、物忘れなど数え切れないほどさまざまな不調を経験される方もいらっしゃいます。
40代になると、ただでさえ不調が多くなるもの。更年期なのか、それとも加齢か、はたまた病気かの区別が難しいもの。それがゆえに、更年期の症状に気付けないこともあります。
▼更年期の意外な症状
40歳を過ぎ、「なんだかよく分からない不調が続く」「いつもと違う不調が気になる」場合には、「婦人科」へ行って相談してみるのがオススメです。もしかしたら、更年期症状と間違いやすい病気が隠れている可能性もありますし、治療によって辛い不調が改善するかもしれません。
また「更年期かな?」と感じ始めたら、意識して生活習慣を整えていくことも大切です。
更年期に入ると、9割の女性が心身に不調を感じるといわれています。
しかし症状は個人差が大きく、「何も感じない」という女性も1割程度いるようです。
「ホットフラッシュ」や「精神的な不調」など、気になる不調として現れないことはいいことですが、体の中は誰もが大きく変化しているとき。「肌の乾燥」「シワの増加」、また目に見えませんが「骨量の減少」などエストロゲン低下の影響はだれもが受けるものです。更年期の症状がなくても健康を見直すきっかけにしましょう。
多くの女性は、生理や妊娠・出産というイベントで更年期に似た体の変化を経験しています。
月経のある女性は、1ヶ月の間にも女性ホルモンが大きく波打ち変化しています。
PMS(月経前症候群)は女性ホルモンの変化によって起こるので、更年期の症状と似た部分があります。
▼PMS(生理前症候群)の主な症状
これらは、まさに更年期に近い症状といえるでしょう。女性ホルモンの変動は多くの女性がすでに経験していることですので、必要以上に更年期を「得体のしれないもの」として怖がる必要はありません。
出産経験がある女性なら、出産後をイメージしていただくと分かりやすいでしょう。
妊娠中は「胎盤」という臓器ができ、そこから通常の約1,000倍の女性ホルモンが分泌されます。しかしその「胎盤」は出産後に体外へ出るため、出産後は女性ホルモンが一気になくなってしまうのです。
この時期は、卵巣機能が活発なので3ヶ月〜半年かけて女性ホルモンの分泌は元に戻るとはいえ、このように女性ホルモンが大きく変動する出産後も、更年期に似ているといえます。
多くの女性にとって、更年期に似た経験はすでに体験済み。なので、更年期をそれほど怖がる必要はないでしょう。前もって「更年期はこういうものだ」と心の準備をしておくことで、「心や体と向き合う時期なんだ」とフラットな気持ちでこの時期を迎えられるでしょう。
更年期は英語で「the change of life」といいます。
つまり、人生の転機としてポジティブに捉えられているのです。
しかし、日本では、これまでのテレビCMやメディアの作り出すイメージの影響で、更年期は「ネガティブなもの」「恥ずかしいもの」「認めたら負け」などと思われがち。でも実際は更年期は、心と体と向き合う絶好のチャンスですので、必要以上に恐れず「心や体に不調が出やすい時だから自分を大切にしよう」とゆとりをもって考えていきましょう。
更年期は「得体のしれないもの」「ツラくて怖いもの」と思われがちですが、多くの女性は、生理前や出産後に女性ホルモンの大変動をすでに体験をしています。今まで経験してきた延長線上にあるのが更年期です。
英語では「the change of life」といわれ、身体と共に人生のステージが変わるタイミングとしてポジティブに捉えられています。少しずつ心と体のセルフケアを取り入れながら、我慢はしすぎずに、必要な時には医療機関へ相談しましょう。
更年期は閉経前後に起こる時期(平均45〜55歳)のこと
更年期の症状は個人差があり、症状を感じない人もいる
更年期は英語で「the change of life」と呼ばれている。人生の転機としてポジティブに捉える
更年期だって怖くない!自然体で若々しくいるための新習慣
ほてり、めまい、肩こり、疲れやすさ、気持ちの落ち込み、イライラ…
40代を過ぎて更年期に近づくと、体調が変化しやすく、見た目も気分もどんより。
いつまでも若々しく、健康的にキレイでいたいなら、早めのエイジングケア(※1)が必要です。毎日コツコツ継続することが、若々しさの維持につながります。
エイジングケア(※1)を習慣化するなら、毎日続けやすいサプリメントで、身体の内側からケアをしましょう。
年齢を重ねるのが怖くない!楽しい!と思えるような若々しい毎日のために、インナーケアの新習慣をスタートしませんか?
※1年齢に応じたお手入れ