糖質オフで美髪に！低糖質食を取り入れる時の5つのポイントを紹介

昔から「髪は女の命」といわれているほど、女性にとって髪は体の中でも特に重要なパーツ。

しかし歳を重ねるごとにヘアケアをしっかり頑張っているのに、髪のパサつきやボリュームのなさを感じる人も多いのではないでしょうか？

そこで今回は「糖質オフが髪に与える良い影響」と「低糖質食を取り入れる時のポイント」を、ハタイクリニック院長・西脇 俊二先生に教えていただきました。

なぜ「糖質オフ」が美髪に良いのか？

糖質オフはダイエットに効果的と注目を集めていますが、実は美髪をキープするためにも効果が期待できます。

皮脂の量が整い、頭皮が健康に

糖質は食事などから体内に取り込まれると、エネルギーとして消費されます。しかし、エネルギーとして消費しきれなかった分は脂肪として蓄積されてしまうのです。

すると毛穴の皮脂が増えて、雑菌が繁殖するため、頭皮トラブルにつながります。

糖質オフすることで皮脂の分泌が整い、髪が健康に育つようになるのです。

自律神経が安定し、ホルモンバランスに◎

糖質を多く摂取する食生活をしていると、自律神経のバランスが乱れやすくなり、ホルモンバランスに影響を与えてしまいます。

ホルモンバランスが乱れると育毛が滞りがちになってしまいます。そのため、美髪をキープするためには糖質をできるだけ控えて自律神経を整えていきましょう。

たんぱく質摂取が増えて、髪質が改善する

ハリ・コシのある美髪には髪の材料となるたんぱく質が必要不可欠。

低糖質食では、炭水化物などの糖質の多い食品を控えて、肉や魚、卵、大豆製品などのたんぱく質を多く含む食品を摂るようにします。

そのため美髪に必要な栄養がしっかりと体に行きわたるようになるのです。

低糖質食を取り入れる5つのポイント

では、実際に低糖質食を取り入れるときのポイントはあるのでしょうか？初めての人でもわかりやすい、低糖質食の5つのポイントをご紹介します。

①肉・魚・卵・大豆を積極的に摂る

低糖質食では、糖質以外の栄養は制限しません。

糖質を控える代わりにしっかりと、たんぱく質を摂るようにします。肉、魚、卵、大豆、乳製品などをお腹いっぱいになるまで食べてもOKです。

とくに肉はたんぱく質が豊富な赤身を選びましょう。

②温かいメニューをよく噛んで

低糖質食ではたんぱく質を多く摂るため、胃腸に負担がかかりやすくなります。

そのため、できるだけ野菜は温野菜にして、冷たい食べ物や飲み物を避け、温かいメニューを選ぶのがおすすめです。

またできるだけ消化しやすいように、ひと口20回は噛むように意識しましょう。

③カロリーハーフやノンオイルには気をつけて

ダイエット中には油の摂取に気をつけたいですが、低糖質食では油は摂っても構いません。

しかしカロリーハーフやノンオイルの調味料は、油の代わりに砂糖を添加していることが多いためできるだけ控えて。

また加工食品も糖分が多く含まれるため、糖質オフを取り入れる際には原材料のチェックをするようにしましょう。

④甘辛い味付けはできるだけ控えて

低糖質色では、調理に使う砂糖にも注意しましょう。とくにソースやケチャップ、みりんなどは糖を多く含む調味料です。

このような調味料を使うと、たんぱく質と糖を加熱すると「AGEs」という老化の元凶物質も発生するため、甘辛い味付けは徐々に卒業していきましょう。

⑤食事以外のインナーケアも活用して

毎日の食事で糖質オフを取り入れるのは大切ですが、お付き合いなどでむずかしい場合もありますよね。

そんなときは食事以外のインナーケアでサポートして、無理なく続けられるように工夫しましょう。

糖質をオフしていつまでもツヤのある美髪をキープ

女性ならいつまでも若々しいツヤのある髪の毛を保っていきたいですよね。

外側からのケアももちろん大切ですが、健康的な髪の毛をキープしたいなら「糖質オフ」がおすすめです。

自分の取り入れやすいものから少しずつでもいいので、ぜひ試してみてください。

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