自然の力を味方につけて免疫ケアをする方法とは？

このご時世、風邪などの症状を感じないよう「免疫を高めていつまでも健康でいたい」「病気になりにくい体を作りたい」と思いませんか。

長く続くコロナ禍においては、特に健康のありがたさを身に染みて感じますよね。

今回は都内から富士山麓へ転居し、ホリスティックエリアを作り上げている山本竜隆（たつたか）先生に、自然の力を活用した免疫ケアの方法についてお話を伺いました。

朝起きて夜眠る―自然のリズムこそが免疫ケアのカギ

免疫ケアに欠かせないのが、自然のリズムに合わせて生活をすること。

朝日とともに目を覚まして活動し、暗くなったら眠るという、当たり前のサイクルをしっかり行うだけでも、病気になりにくい体を作ることができます。

日本では、夜勤をする人に対して年に2回の健康診断を義務付けています。これは、夜勤をする人がそうでない人に比べて、病気にかかる確率が高いことがわかっているからです。

日の出・日の入りに合わせて睡眠時間を変えてみよう

また日の出・日の入りを意識して生活することも効果的です。ご存知の通り、夏は日が長く、冬は日が短いもの。それに合わせて夏は短めに、冬は長めに睡眠時間をとってもよいでしょう。

自然のなかで暮らす山本先生は寝室にカーテンをつけていないため、朝太陽の光で目を覚ますといいます。すると必然的に季節ごとに睡眠時間が変化し、体の調子も整うのだそう。

都会で生活していた時と比較しても、自然に囲まれて暮らす今のほうが精力的に活動できているといいます。

自然に足を運び非日常的な環境で過ごすーリトリートのすすめ

自然の力を存分に感じたいなら、山や海での「リトリート」がおすすめ。

リトリートとは、日常生活から離れた場所で自分と向き合ってリラックスした時間を過ごすことです。観光目的の旅行とは異なり、スケジュールを詰め込まずにゆっくり過ごすことが特徴です。非日常的な空間に数日間身を置くことで、心も体もリフレッシュでき、免疫ケアにもつながります。

リトリートに行く際は、できれば少しでも長期的に滞在できることが理想。仕事や人間関係などのストレスから解き放たれ、自分がこれからどうしたいのかを考えるのにも最適です。

忙しい生活のなかで自分を見失いそうになったときにも活用したいですね。

コロナ禍の今なら“マイスポット”がおすすめ

リトリートは非常に魅力的ですが、コロナ禍の今ではなかなか遠出は難しいのが実情です。そこで今こそおすすめしたいのが、近所に自然を感じられる「マイスポット」を作ること。

自宅の近くにある公園や神社などをみつけ、草木や地面などから自然を感じてみましょう。1日数分でもマイスポットで季節や気候の変化などを見つけ、自然の力を感じることは、リフレッシュや免疫ケアにつながります。

リトリートほど大きな効果は得られないかもしれませんが、日常のスキマ時間にぜひ行ってみてはいかがでしょうか。

自然の力を借りて免疫をケアしよう

もともと人間は古くから自然のリズムに合わせて生活をしてきました。そのため急に進化して変わってしまった不規則な現代生活のなかで、私たちは気づかないうちに身体的にひどくストレスや疲労を溜め込んでいます。

たまには忙しい日常から抜け出し、自然のなかに身を置くようにリズムをつくったりしましょう。常に免疫力を高めて過ごせるように、自然を取り入れた生活を心がけてみませんか。

疲れやすくなってきた、いつも身体がだるいと感じる方へ

若いころと比べると、年齢を重ねるごとに、少しの生活習慣の乱れで疲れを感じやすくなってきます。

健康な身体や肌を保つためには、バランスの取れた食生活や適度な運動、質の良い睡眠が非常に重要です。

しかしながら、忙しい日々の中でどれも完璧にこなすことは難しいはず。そんな時に、考えたいのが、サプリメントで不足している栄養を補うことです。

いつまでも元気で美しくいたい、そうお考えの方はぜひこの機会に検討してみましょう。

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