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簡単1日1分「耳ひっぱり」で顔たるみがリフトアップ

公開日:2021.06.27
更新日:2025.03.14
 

耳を引っ張って「気持ちいい」と感じたら、頭蓋骨の圧迫により顔がたるんでいる証拠です。フェイスラインをスッキリさせる「耳ひっぱり」で、たるんだ顔をキュッと引き上げましょう。

耳を引っ張ると、顔も中心からこわばりが解けていく!

「耳ひっぱり」とは、耳を軽く引っ張り顔たるみを改善する美容法。パソコンやスマートフォンを長時間眺めていると目が緊張して疲れてしまいます。実は、鼻や耳、口も同様に疲れがたまっているのです。なかなか自覚しにくいのですが、これらの感覚器の緊張は頭蓋骨中心に伝わり、じわじわと顔全体に悪影響を及ぼします。

頭蓋骨の中心がこわばると、圧迫により骨がゆがんだり血行が悪くなったりして、顔のゆがみやむくみ、たるみを引き起こします。そこで顔全体の緊張を解くのが、耳ひっぱりです。

耳を引っ張るとすぐそばの側頭骨が広がり、頭蓋骨の中心にある蝶形骨との間にすき間ができます。これで緊張がほぐれ、血流や神経の通りがスムーズになるでしょう。ゆがみやむくみが改善し、顔が引き上がるのを実感できるはずです。

耳ひっぱりで頭蓋骨のこわばりが消え、顔がリフトアップ!

頭蓋骨中央の「蝶形骨」が緊張して圧迫されると、血流や神経の通りが悪化。それがゆがみやむくみにつながり、たるみに影響。耳を弱く引っ張ると、「側頭骨」と「蝶形骨」の間にすき間ができて骨のズレや血流が正常に戻り、顔がリフトアップ!

耳ひっぱりのメリットとは?

耳には100以上ものつぼが集中しています。耳ひっぱりをするだけで、これらのつぼが刺激されて、さまざまな効果を実感できます。

例えば、眼精疲労の回復! 先述した通り、耳ひっぱりによって顔や頭蓋骨の緊張がほぐれて血流がスムーズになります。視神経も疲れが和らぎ、視界がクリアになったのを感じるでしょう。顔のリフトアップもうれしい効果です。血流が良くなることで、たまっていた老廃物が流れるので、顔のたるみやむくみを軽減できます。顔がじんわり暖かくなるのも感じられるでしょう。

また、血流とともに酸素が巡るので顔を中心に新陳代謝がアップします。新陳代謝が活発になると脂肪燃焼などの効果が期待できるので、小顔&美肌に近づきます。

耳ひっぱりによって、能や体の神経がリラックスすることで、心が穏やかになりイライラの軽減も可能です。深い呼吸とともに実践すると自律神経が整ってくるので、眠れないといった悩みを抱えている方は改善が期待できます。

「耳ひっぱり」でどんどん顔が若返る!

耳ひっぱりのメリットは、何といっても1回1分で終わることです。特別な道具や技法は必要なし! 時間も場所も選ばないのでお風呂に入りながら、テレビを見ながらなど、毎日続けられるタイミングで実践してみてください。また、フェイスラインの変化は少しずつ現れます。効果を確認したい方や写真で記録を付けて、1週間、1カ月などのタイミングで見返してみましょう。

SETP1.ゆがみを矯正 20秒

顔のたるみアップには、まず骨のゆがみをリセットする必要があります。頭蓋骨中央の蝶形骨のズレ調整にも効く方法です。顔の中心にある蝶形骨の傾きが修正されると、自然とゆがみが整います。

やり方

  1. 中指を耳の中に入れ真横に引っ張る
  2. ひじを軽く張り、目線は水平に。中指を耳の中に入れ、親指は耳の後ろに添える
  3. 弱い力で左右均等に、真横に20秒引っ張る

引っ張る強さは弱くてOK!

強く引っ張ると逆に頭蓋骨や顔、肩が緊張してしまうため、引っ張っているかいないか程度の弱い力がベストです。気持ち良さや伸びている感覚を意識しながら、ゆっくり呼吸してください。

目線は水平にして引っ張る

蝶形骨は、眼球の筋肉とくっ付いています。目線を水平にすると、この筋肉がゆるんで蝶形骨のバランスが整い、ゆがみが取れやすくなります。

STEP2.むくみを流す 20秒

ゆがみが整ったら、次はむくみを流します。耳たぶを引っ張ると、付け根にある静脈の流れがスムーズに。老廃物や余分な水分が流れて、フェイスラインのむくみがスッキリするのを実感できます。また、耳たぶを折り曲げたりねじったりしても、耳のつぼが刺激されて気持ち良さを感じられます。

やり方

  1. 親指と人さし指でななめ下に引っ張る
  2. 目線を水平にし、親指を耳たぶの裏に添え、人さし指を曲げて耳たぶの表に当てる
  3. 弱い力で左右均等にななめ下に20秒引っ張る

STEP3.たるみをアップ 20秒

最終ステップでは、いよいよ顔たるみを解消します。蝶形骨の他、こわばるとたるみにつながる側頭骨をほぐしてリフトアップを促します。この3ステップを繰り返し行えば、どんどん若々しい顔になれるでしょう!

やり方

  1. 親指と人さし指でななめ上に引っ張る
  2. ひじを軽く張り、目線は水平に。親指を耳の表側上に当て、人さし指は後ろに
  3. 弱い力で左右均等に、ななめ上に20秒引っ張る。

※この記事はfracora会員向け冊子 fracora+2018年7月号に掲載された内容をもとに作成しています。

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