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アンチエイジングとは、老化を防止して若々しさを維持することです。健康・医療と、美容の分野の両方で用いられています。
アンチエイジングに取り組む場合、老化が進む原因を理解し、対策を行うことが大切です。セルフケアでもできることが多いため、今日から始めることもできます。
【アンチエイジングのためのセルフケア】
どのようなセルフケアがあるのかを知り、すぐに取り入れられるものから始めていきましょう。
本記事では、アンチエイジングの基礎知識や老化が進む原因や、セルフケアによるアンチエイジングの方法を詳しく解説しています。
またセルフケアにプラスして行う美容のアンチエイジング方法も紹介していますので、ぜひ最後までお読みください。
アンチエイジングとは、日本語に訳すと「抗加齢」「抗老化」であり、老化を防止して若々しさを維持することです。
アンチエイジングという言葉は健康や医療の分野と、美容の分野で使われます。それぞれの分野ごとにどのような意味で用いられるのかを解説します。
健康・医療の分野では、「アンチエイジング医学」というものがあります。アンチエイジング医学は、生活習慣を改善して元気に長寿を享受することを目指す医学です。
アンチエイジング医学は、医療のさまざまな領域で注目されており、健康な人を更なる健康へ導く予防医学ともいえます。
美容におけるアンチエイジングは、肌の弾力や潤いの減少などによる「見た目の老化」を遅らせることです。
老化に伴うさまざまな肌のトラブルを、予防したり減少させたりして、若々しさを維持することを指します。
アンチエイジングの目的は、老化の影響を軽減し、健康で若々しい姿を維持することです。美容面で見た目の老化を遅らせることも含まれますが、前述の通り健康・医療の面において、体を健康な状態に保つこともアンチエイジングの目的に含まれます。
アンチエイジングと似ている言葉に、エイジングケアがあります。エイジングケアとは、年齢に応じたお手入れです。アンチエイジングは前述の通り、若々しい姿や健康な状態を維持することであり、エイジングケアは、アンチエイジングのためにお手入れをすることだという点が主な違いです。
なお、アンチエイジングという言葉を化粧品や健康食品の広告で使用するのは、薬機法において禁止されています。アンチエイジングと明記すると、その製品には「老化の影響を軽減し、健康で若々しい姿を維持する効果がある」とうたっていることになってしまい、効果に関する誇大広告だと見なされるためです。一方でエイジングケアという表現は、年齢に応じたお手入れを指すことを明記すれば、使用が可能です。
※参考:e-Gov法令検索.「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」.(参照 2025-01-17)
アンチエイジングをしないでいると、気が付かないうちに肌トラブルが進行した状態になってしまっている可能性があります。しみやしわに気付いてから対処しようとしても、20代前半のときに比べると肌のターンオーバーが遅いため、回復に時間がかかってしまいます。
ターンオーバーとは、肌の細胞の生まれ変わりのことです。ターンオーバーのサイクルは、20代ではおおよそ28日周期ですが、40代以降になると40日以上の周期になるといわれています。ターンオーバーの周期が長くなると、古い細胞がなかなか排出されなくなり、新しい細胞が作られにくくなります。その結果、しみのもとであるメラニンが蓄積されてしみができたり、肌の水分を維持できずにしわやたるみが発生したりしやすくなるのです。
そのため早いうちからアンチエイジングを行い、なるべくターンオーバーの周期を遅らせないことが重要です。
在宅医療支援サービスを提供している株式会社プロアスが調査した、エイジングケアに関する調査によると、エイジングケアに興味を持った年齢は30代後半が最も多かったものの、実際始めたのは40代前半が多いという結果となりました。またそれに対して始めた時期は早かったか遅かったかという質問には、62%の人が「遅かった」と回答しており、もっと早く始めるべきだったと感じていることも分かりました。
アンチエイジングは、しみやしわといった肌の変化が少しずつ現れてくる20代後半から始めるのがおすすめです。しみやしわに気付いてから対処するよりも、早めにケアを取り入れることで、いつまでも若々しい肌を保ちやすくなります。ただし、20代後半と40代では、取り入れるべきケアは異なります。自身の肌の状態を観察し、適切なケアを行うのがおすすめです。
早くから対処するのが望ましくはありますが、しみやしわに気付いてからの対処では手遅れというわけではありません。20代の頃の肌に戻るのは難しいですが、今後の老化の影響を少なくしたり、現在気になっている肌トラブルを改善したりすることはできるでしょう。
アンチエイジングをしないと、年齢以上に老けて見られる可能性があります。いわゆる「老け顔」に見られてしまう方には、主に以下のような特徴があります。
これらの主な原因は、加齢や生活習慣、乾燥、紫外線です。加齢を止めることは不可能ですが、生活習慣や乾燥、紫外線の対策を行うことで、老け顔になるのを抑止できます。
例えば生活習慣であれば、栄養バランスに配慮した食生活を送ることや、十分な睡眠時間を確保することなどが改善方法として挙げられます。また乾燥や紫外線の対策のためには、適宜保湿クリームや日焼け止めを塗ると良いでしょう。なおアンチエイジングの具体的な方法については後述します。
人間は年齢を重ねることで、細胞や皮膚に変化が見られます。加齢による変化は、主に以下の2つです。
女性では皮膚の弾力性や保湿力といった特性が、思春期頃までは成育過程にあり、健康な皮膚に戻りやすい状態です。しかし、20代をピークに加齢とともに機能が低下していきます。
その結果、30代後半から脂っぽさが少なくなり、しみ・そばかす、小じわなどが目立ち、弾力のない肌となって現れるのです。
また人間は30歳前後から老化細胞が蓄積しやすくなります。その要因として挙げられるのは、加齢によって免疫細胞の一つである「マクロファージ」の機能が低下することです。
マクロファージは老化細胞を弱らせて、貪食することで、細胞の健康を維持しています。しかし、加齢によってマクロファージの機能が低下すると、本来除去されるべき老化細胞が除去されず蓄積します。
除去できなくなった老化細胞が増えることで、組織の老化を促進する物質の分泌量が増加し、老化細胞がより蓄積する悪循環を生み出してしまうのです。
アンチエイジングの方法を見る前に、なぜ老化が進むのかについて理解しておきましょう。老化の原因は、主に以下の4つです。
では詳しく解説していきます。
細胞の酸化は、老化で最も大きな原因とされています。酸化の原因となるのは、活性酸素です。
こう聞くと活性酸素は悪いもののように思えますが、体内の病原菌やウイルスから体を守る免疫機能の役割も持っています。問題なのは、活性酸素が増え過ぎることです。
ストレスや加齢の影響で、活性酸素の働きを中和する酵素の働きが弱まります。そうすると、活性酸素が増え過ぎてしまい、細胞の酸化が進行するのです。
血糖値の急上昇によって、AGE(終末糖化物質)が作られタンパク質が糖化することも、老化の原因の一つです。
血糖値が急に上がると「血糖値スパイク」を起こし、過剰な糖がタンパク質にこびりつきます。そしてタンパク質が糖化することで、AGE(終末糖化物質)という、強い毒性を持つ老化物質に変化するのです。
AGEがたまると、さまざまな病気や不調の発症につながります。例えば、皮膚に蓄積されればしみなどの原因に、脳なら認知症に、血管なら動脈硬化・心筋梗塞、脳血管障害といったように、体のあらゆる場所で深刻な病気や不調を引き起こします。
またAGE値が高い場合は、老化の進行が早く、寿命が短くなることも分かっています。
アンチエイジングは、細胞を修復する「長寿遺伝子(サーチュイン遺伝子)」と関わりがあります。
長寿遺伝子(サーチュイン遺伝子)とは、老化や寿命の制御に重要な役割を持つ遺伝子とされています。多くの生き物に備わっている遺伝子で、ヒトは10番目の染色体に存在します。
長寿遺伝子の働きが鈍くなると、活性酸素が増加したり、酸化で傷ついた細胞を修復する速度が落ちたりするといわれており、結果として老化につながるのです。
長寿遺伝子を活性化させるには、運動やカロリー制限などが有効とされているため、生活習慣に気を使うことが大切です。
20歳頃までは成長ホルモンが多く分泌されますが、加齢とともに分泌量は減少していきます。
成長ホルモンが減少すると、以下のようにさまざまなリスクがあります。
そのため、成長ホルモンの分泌の減少を抑えることが、アンチエイジングにおいて重要です。良質な睡眠を取ったり、運動やバランスの取れた食事をしたりして、成長ホルモンの分泌を促すことが大切です。
ここまで、どのようにして老化が進むのかを解説しましたが、これらの原因に対処することがアンチエイジングになります。
セルフケアの方法はさまざまですが、大きく分類すると以下の4つに分けられます。
では、それぞれの方法について、詳しく見ていきましょう。
まず、すぐにでも取り入れられるのが食事の改善です。以下のことを意識しながら、食事の内容や取り方を見直してください。
では、詳しく解説します。
アンチエイジングに効果的な栄養素には、以下のようなものがあります。
体内の抗酸化力を高める | ・ビタミンA ・ビタミンC ・ビタミンE ・イソフラボン ・アントシアニン ・リコピン ・アスタキサンチン |
---|---|
筋肉や肌を生成する | ・タンパク質 |
これらの栄養素を意識し、偏らないように摂取することが大切です。
しかし、食品の栄養素を毎回確認するのは大変です。そのため、下記のような食品を食事に取り入れてみましょう。
特徴 | 食品例 | |
---|---|---|
発酵食品 | ・ビタミン・ミネラル類を豊富に含む ・抗酸化作用を持ち、免疫力を整える |
・みそ ・納豆 ・ヨーグルト ・漬物 など |
大豆イソフラボン | ・ビタミンEによる抗酸化作用が期待できる ・女性ホルモンと似た働きをするため、肌や髪などの成長をサポートしてくれる |
・枝豆 ・納豆 ・豆腐 ・豆乳 など |
スーパーフード | ・ビタミン・ミネラル類を豊富に含む | ・キヌア ・チアシード ・アサイー ・ザクロ など |
アンチエイジングを心掛けた食事は、つまり腸内環境を整える食事でもあります。
大腸には多種多様な腸内細菌がびっしりと生息しています。その様子がお花畑(英語でFlora)に見えることから、腸内環境のことを「腸内フローラ」と表現するようになりました。
この腸内フローラを整えると、美容や免疫の活性化、便通の改善などの効果が期待できます。
腸内環境を整えるためには、牛・豚・鶏などの肉類を控えて、玄米や根菜類、豆類を摂取することが大切です。
また適度な運動でも腸内環境が改善するので、アンチエイジングを行う際は、日々の生活習慣から見直しましょう。
腸内環境を整える方法については、下記の記事でさらに詳しく解説していますので、ご覧ください。
健康寿命を延ばすには腸内フローラが鍵!?腸内環境を改善する方法とは
食事内容だけでなく、食べ方にも気を付けましょう。具体的には、以下の3つです。
食べる時間がばらばらな方は、一日3回規則正しく食事を取りましょう。不規則に食事をしていると、血糖値が激しく上昇・下降する原因になるためです。
例えば朝食を抜くと、前日の夕食からお昼まで食事を取らず、空腹の時間が長くなります。すると、エネルギーとなる糖分が不足していると脳が認識し、食事をした際に摂取した糖分を体が一気に取り込もうとするため、血糖値が急激に上昇してしまいます。
これが、タンパク質の糖化につながり、全身の老化を進行させ、さまざまな病気も引き起こします。
また血糖値を急激に上昇させないためには、食べる順番も重要です。食物繊維やタンパク質には、血糖値の上昇を抑える効果があるため、炭水化物よりも先に食べましょう。
具体的には、以下の順番です。
このように野菜から食べ始める方法を、「ベジファースト」といいます。
野菜、タンパク質、炭水化物の順番で食べることによって、血糖値の急上昇による「血糖値スパイク」を予防しやすくなります。
また食事の割合も意識しましょう。「タンパク質2:脂質2:炭水化物6」のバランスで食事をすると、より血糖値スパイクの防止につなげられます。加えて食事の量は「腹八分目」を目安にしてください。「もう少し食べられる」という状態で食事を終わらせましょう。そうすることで、脂肪・炭水化物・塩分の取り過ぎを防止し、生活習慣病のリスクを減らせます。
ただし、無理に食事量を減らす必要はありません。活動量が少ない人の場合、女性なら1,400~2,000kcal、男性なら2,000~2,400kcal程度ですので、このカロリー量を目安として脂肪や炭水化物の摂取量を減らすなど、食事量を調整しましょう。
水分の摂取量もアンチエイジングにおいて重要です。体内の水分量は歳を取るごとに減り、それが老化の原因になるといわれています。
一日の水分摂取量の目安は2Lですが、食事からも水分は摂取できます。食事や間食から1L、飲み物で1L取ると良いでしょう。
また水分をまとめて摂取しても、すぐに体外に排出されてしまうため、意味がありません。少量を小まめに摂取してください。
ただし、甘いジュースとコーヒーには注意しましょう。それらを18時以降に飲むと、老化につながります。
水分を摂取する際は、「AGEs(最終糖化産物)」の生成抑制作用のある、カモミールティー、ドクダミ茶、柿の葉茶などがおすすめです。
食事を見直したものの、十分な栄養素を摂取することが難しい場合は、サプリメントも活用しましょう。
ただし、サプリメントはあくまでも補助食品です。食事内容をできるだけ改善し、それでも栄養が足りていない場合に活用しましょう。
運動を習慣化することで、以下のような効果が得られます。
運動には、有酸素運動・無酸素運動(筋トレ)・ストレッチがあります。それぞれの効果について詳しく見ていきましょう。
有酸素運動は、酸素を取り入れながら運動を行う、脂肪燃焼に効果的な運動です。運動習慣がない人でも取り入れやすく、心肺機能が向上し、血液循環が良くなるため美肌効果も期待できます。
運動を始めるなら、まずウォーキングから実施するのがおすすめです。毎日でなくてもいいので、曜日や時間を決めて取り組みましょう。
2020年のアメリカの論文によると、一日当たりの歩数が増えれば、心筋梗塞などの心臓血管系疾患による死亡リスクが下がることが発表されています。
ヨーロッパの研究では、1週間に3回、15分以上のウォーキングをすると、認知症のリスクを下げる効果が示唆されました。
なお、人間の筋肉は、30歳以上になると毎年1%ずつ衰えるといわれています。例えば大腿四頭筋は、おおよそ25〜30歳の段階で一番太くなり、その後は年齢とともに減少し、80歳になると、筋肉の横断面積が全盛期の半分程度に減ってしまうようです。
50年で50%減少することになり、単純計算では1年に1%ずつ減少していくと考えられます。そのため、短い時間でも体を動かすように意識しましょう。
体が慣れるまでは無理をせず、一日5分からの軽い運動でも大丈夫です。慣れてきたら徐々に時間を伸ばし、最終的には一日20分以上を目安にしましょう。
ランニングの場合は、息が苦しくならない程度にとどめてください。目安は会話しながら走れる状態です。息が上がってしまうと、酸素を十分に取り込めず、有酸素運動の効果が得られなくなってしまうので、注意しましょう。
筋トレは筋肉量を効果的に増やし、基礎代謝量を上げる効果があります。成長ホルモンの分泌も促すので、肌の老化も防止できます。
筋トレと聞くと「腕立て伏せ」や「腹筋」をイメージする方も多いと思いますが、大きな筋肉を鍛えた方が効果的に筋肉量をアップできます。大きな筋肉は下半身に集まっているので、下半身を中心とした筋トレがおすすめです。
特にスクワットは、太ももを鍛えることで効率よく全身の筋肉量を増やせるため、簡易的なものから始めると良いでしょう。
運動不足の人であれば、「ハーフスクワット」という、椅子から立ったり座ったりを繰り返す動作でも十分です。
1セット20回を目安に、徐々に負荷を上げて運動強度を高めていきましょう。
また椅子やソファに座っているときに、片足ずつ交互に持ち上げる運動や、足の間にボールを挟んでボールをつぶすように力を込める運動など、何かをしながらできる運動も取り入れてみましょう。
ストレッチを行うと、体の柔軟性が向上します。
年を取るごとに柔軟性は失われていき、転倒によるけがや関節が曲がりにくくなるなどのリスクが高まります。ストレッチを行うことで、そのリスクを軽減できるのです。
また柔軟性のある体は姿勢や歩き方などから、しなやかで若々しい印象を与えます。
ストレッチによって血行が促進されることで、体内の老廃物がたまりにくくなり、むくみの予防効果も期待できます。
特にアキレス腱の硬さはスムーズな歩行を妨げるので、必ずストレッチをしましょう。歩く前のストレッチによって、足の骨や腱に過剰な負荷を抑えて、足の変形の防止もできます。
アキレス腱のストレッチは、壁に向かって立ち両手を壁に付けて、「痛気持ちいい」くらいのところで10〜30秒キープしてください。一日2〜3回程度を目安に、ストレッチする習慣を作りましょう。
ヒールやパンプスはアキレスが硬くなりやすいため、休憩時間や帰宅後に念入りにアキレス腱を伸ばすことが大事です。
生活習慣を改善する場合、以下の2つを意識しましょう。
では、詳しく解説します。
睡眠中は、アンチエイジングにおいて重要な「成長ホルモン」が多く分泌される時間です。成長ホルモンは、肌の古い細胞から新しい細胞へと生まれ変わらせる働きを促進してくれます。
成長ホルモンを十分に分泌させるには、寝入りから3時間の間に深く眠れるかが重要です。寝つきが悪かったり、朝起きたときに疲れが取れていなかったりする場合は、良質な睡眠がとれておらずしっかりと成長ホルモンを分泌させられていない可能性があります。
良質な睡眠を取るには、以下のようなことを行いましょう。
これらを意識することで、睡眠の質を改善できる可能性があります。
加齢による不調の防止や、美肌を保つためには、血行を促進させることが大切です。血行を促進させるには、毎日湯船に漬かるのが効果的です。
入浴の効果を高めるには、ややぬるめの温度(40℃程度)で、20分を目安に漬かりましょう。
ここまでは、健康と美容の両方に効果のあるアンチエイジング方法について解説してきましたが、ここからは特に美容面でアンチエイジングに取り組みたい人に向けた方法を解説します。
セルフのスキンケアとして、以下の方法を取り入れてみてください。
では、詳しく解説していきます。
紫外線はしみなどの原因となるため、一年を通してケアすることが大切です。
紫外線によって肌老化(しみ・しわ・たるみ)が加速する「光老化」が起こります。
自然老化に加えて光老化が起こると、肌のハリが失われ、老けた印象を与えやすくなります。
紫外線対策は直射日光を避けることが大事ですが、太陽光は地面からの反射もあるため、完全に避けることは困難です。
外出する際は日常的に日焼け止めを塗り、なるべく紫外線の強い時間帯の10〜14時を避けましょう。マスクやサングラス、日傘、帽子、アームカバー、フェイスカバーで対策をすることも大切です。
「光老化」をケアする美容成分配合のクリームや、サプリメントを摂取するのもおすすめです。
気になる光老化については、下記記事で日焼け止めの正しい塗り方や、紫外線対策を紹介しています。
シミ・シワ・たるみの原因は紫外線?気になる「光老化」について徹底解説
顔や頭のマッサージを行い、血流を促しましょう。
顔の血行が悪くなると老廃物が肌にたまる原因になり、肌がくすんで見えてしまう可能性があります。また目の周りの血行が悪くなると、くまができる原因にもなります。
顔全体や目の周りを定期的にマッサージするようにしてください。
また顔だけでなく頭皮の血行不良も、たるみやくまの原因になります。頭皮のマッサージも併せて行いましょう。
部屋が乾燥した状態は、肌のバリア機能を低下させ、外部からの刺激に弱くなることでかゆみや赤みを引き起こす可能性があります。また乾燥した状態を放置することで、肌のハリがなくなり、老けて見えるようになってしまいます。
そのため、肌自体の保湿を行うことはもちろんですが、部屋そのものも乾燥対策を行うことが大切です。
潤いのある肌を保つには、60~65%程度が理想です。それを超えると加湿のし過ぎでカビが発生しやすくなるので、湿度を自動で調整してくれる加湿器などを活用するのがおすすめです。
美容面でアンチエイジングを行う場合、ここまで解説したセルフケアに加えて、以下の方法を取り入れるとさらに効果的です。
では、これらの方法について詳しく見てみましょう。
アンチエイジングに効果的な成分を配合した基礎化粧品なら、毎日の肌のお手入れにプラスするだけでエイジングケアができます。肌の悩みに合わせて、基礎化粧品を選びましょう。
悩み | 効果的な成分 |
---|---|
ハリや弾力の不足 | ・ビタミンC誘導体 ・レチノール ・ナイアシンアミド ・ヒアルロン酸 など |
くすみ | ・ビタミンC誘導体 ・コウジ酸 ・トラネキサム酸 ・アルブチン など |
肌荒れ | ・ビタミンC誘導体 ・グリチルリチン酸ジカリウム ・アズレン |
乾燥肌 | ・コラーゲン ・ヒアルロン酸 ・セラミド |
また近年注目を集めており、エイジングケアに効果的な新しい成分である、「ヒト幹細胞培養エキス」の原液美容液もおすすめです。
上表のような成分を使用した基礎化粧品は、症状に合わせてケアを行う対症療法ですが、ヒト幹細胞培養エキスは細胞に直接働きかけて活性化し、若々しい肌を目指せます。
またコラーゲンやヒアルロン酸などを自ら作り出せる肌を目指せるため、上表のような悩み全ての改善が期待できます。
FRACORAでは、ヒト幹細胞培養エキスの原液や、ヒト幹細胞培養エキス配合の美容液、洗顔エッセンスなどさまざまな製品を扱っています。スキンケアにヒト幹細胞培養エキスを取り入れたい方は、ぜひWebサイトをチェックしてみてください。
ヒト幹細胞培養エキスについては、以下の記事で詳しく解説していますので、併せてご覧ください。
ヒト幹細胞培養エキスとは|効果・取り入れ方・選び方をわかりやすく解説
アンチエイジングに効果的なサプリメントを使用すれば、体内からエイジングケアができます。
さまざまなサプリメントがありますが、エイジングケアに効果的であるとして注目を集めているのが、「NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)」です。NMNを摂取することで、以下のような効果を得られます。
NMNはビタミンB3の一種で、枝豆・ブロッコリー・アボカドなどの食品で摂取できますが、含有量はごくわずかであるため、十分な量を食事から摂取するのは困難です。
そのため、サプリメントから摂取するのが効果的です。
またプラセンタも、エイジングケアに効果的だといわれています。プラセンタとは「胎盤」のことです。胎盤はアミノ酸やミネラル、ビタミンなどが含まれることから、美容において注目を集めている成分です。プラセンタを取り入れると、肌の保湿力向上やしみの予防が期待できるといわれています。
FRACORAでもプラセンタを使用した美容液を取り扱っています。おすすめはプラセンタエキスに前述したヒト幹細胞培養エキスを加えた「ディープ プラセンタヒトカン原液」です。水を一切使用しておらず、濃厚でリッチなテクスチャーが特徴です。気になる方は、ぜひ製品ページをご覧ください。
他にもプロテオグリカンなど、エイジングケアに効果的なサプリメントがあります。成分ごとの効果を確認して取り入れるサプリメントを選びましょう。
美容医療の施術を受けることで、アンチエイジングする方法もあります。施術によって効果的な成分をダイレクトに体内に注入したり、若々しく見えるようにしたりできます。代表的な施術は以下の通りです。
特徴 | 費用相場 | |
---|---|---|
ヒアルロン酸注入 | ・加齢による顔のボリューム減少やフェイスラインを整える効果が期待できる
・潤い、ハリ、弾力のある肌を保てる ・個人差はあるが、約6カ月~2年効果が持続 |
55,000~150,000円/1本 |
ボツリヌス治療 | ・眉間や目尻の表情じわなどの改善効果が期待できる
・個人差はあるが、約3~4カ月効果が持続 |
数千~100,000円
※施術箇所によって費用が大きく異なる |
レーザー治療 | ・メラニンにアプローチし、肌の色を均一に整える
・肌の状態によって必要な施術回数は異なる |
数千~100,000円 |
糸リフト | ・肌の引き締めや肌状態の改善が期待できる
・メスを使用しないため、体への負担が少ない |
50,000~100,000円/1本 |
アンチエイジングは、継続することが非常に大切です。そのため、いかに習慣化できるかが若々しさを維持するための鍵となります。
例えば、一時的に運動をしたとしても、やめてしまえば筋力や心肺機能は低下し、健康を維持できなくなったり、肌に不調を感じたりする可能性があります。
また食事やスキンケアで一時的に肌や体の状態が良くなっても、やめてしまえばエイジングケアを行う前に戻ってしまいます。そのため、確実に習慣化できるようにしていくことが重要です。
本記事ではさまざまなアンチエイジングの方法を紹介してきましたが、あれもこれも取り入れようとすると、最初のうちはモチベーションが高いため問題なくできるかもしれませんが、モチベーションが下がった瞬間、面倒になってしまう可能性があります。
そうすると三日坊主になってしまう可能性があるので、少しずつ取り入れていくのがおすすめです。
まずは、基礎化粧品やサプリメントなどから取り入れ、少しずつ食事・運動・生活習慣を改善してみてはいかがでしょうか。
本記事では、アンチエイジングの意味や方法について解説してきました。最後に、記事の内容を項目ごとにまとめます。
■アンチエイジングとは
老化を防止して若々しさを維持すること
■アンチエイジングをしないとどうなる?
年齢以上に老けて見られたり、細胞と皮膚の変化が進んだりする
■老化が進む原因
■セルフケアによるアンチエイジングの方法
食事を改善する | ・アンチエイジングに効果的な食べ物・栄養素を意識して摂取する ・食べ方に気を付ける ・水分を意識して摂取する ・必要があればサプリメントを服用する |
---|---|
運動を習慣化する | ・有酸素運動 ・無酸素運動(筋トレ) ・ストレッチ |
生活習慣を改善する | ・良質な睡眠を取る ・湯船に漬かる |
適切なスキンケアを行う | ・紫外線対策を行う ・顔や頭のマッサージをする ・部屋の乾燥対策をする |
■セルフケアにプラスして行う美容のアンチエイジング方法
アンチエイジングは継続して行うことが重要です。できることから少しずつ始め、習慣化を目指しましょう。