プロテオグリカン化粧品の2つの効果｜選び方やおすすめ商品も紹介

近年、ヒアルロン酸よりも保湿力が期待できるとして、プロテオグリカンを配合した化粧品が増えてきています。しかし、化粧品で本当に効果が得られるのか、どのようにプロテオグリカン化粧品を選べばいいのかとお悩みの方もいらっしゃるでしょう。

プロテオグリカンは体内に存在する成分で、高い保水力を持ち、肌のハリを保ったり、ターンオーバーをスムーズにしてくれたりするなど、高い美容効果が期待できます。しかし、商品の種類によっては効果を実感しにくいものもあるため、選び方を理解しておき、適切に選定することが大切です。

この記事では、プロテオグリカン化粧品の効果や選び方、効果的な使い方について解説します。

プロテオグリカンの化粧品で期待できる効果

プロテオグリカン配合の化粧品を使用して、期待できる効果は以下の2つです。

• 肌の潤いを保ちやすくする
• 肌のターンオーバーをスムーズにする

では、これらの効果について詳しく解説します。

肌の潤いを保ちやすくする

保湿や健康な肌づくりに役立つ成分と聞いて、コラーゲンやヒアルロン酸を思い浮かべる方も多いでしょう。どちらも美容に欠かせない成分ですが、プロテオグリカンにはそれらの生成を助ける働きがあるといわれています。

コラーゲンやヒアルロン酸は、本来は体内でつくられるものですが、加齢によって生成量は減少します。その影響により、肌の水分量も減ってしまうのです。

そこで、肌にプロテオグリカンを補給し、コラーゲンやヒアルロン酸の生成を促して減少を防ぐことで、肌の潤いを保ちやすくなります。プロテオグリカンそのものに保湿力があるため、肌の水分保持に対するダブルの働きかけが期待されるのです。

肌のターンオーバーをスムーズにする

加齢とともに衰えていくのは、保湿成分の生成量だけではありません。肌が生まれ変わるサイクル（ターンオーバー）も、年齢とともに長くなります。

20代だと大体28日周期だったサイクルは、40代を超えると倍の時間がかかることも少なくありません。いつまでも健やかな肌を保つためには、このサイクルをいかにスムーズにしていくかがポイントです。

プロテオグリカンには、こうした肌のターンオーバーへの働きかけも期待されています。また、加齢のほか、乾燥もターンオーバーの遅れを招く一因となりますので、プロテオグリカンの保水力はここでも大切な役割を担うのです。

プロテオグリカン化粧品を選ぶときのポイントは？

プロテオグリカン配合の化粧品を選ぶときのポイントは、以下の4つです。

• 品質をチェックする
• 配合量をチェックする
• 原料の産地を調べる
• 続けやすい価格であるかチェックする

では、選び方について詳しく解説します。

品質をチェックする

原液美容液だからといって、どれも同じ品質を保っているわけではありません。

原液美容液についての厳密な規定はないため、品質チェックを忘れずに行うことが大切です。肌に直接つけるものだからこそ、品質にこだわりましょう。

品質を確認するには、どのように製造されたかをチェックしてください。質の高い材料を使っていても、ずさんな管理の下では高品質の化粧品は生まれません。

製造場所や製造方法はもちろん、品質管理を徹底しているかを確認しましょう。

配合量をチェックする

プロテオグリカンの配合量は、プロテオグリカン化粧品を選ぶうえで非常に重要です。せっかく化粧品を購入しても、配合量が少なければ効果を実感しにくいからです。

また、原液100％と表示されていても、そこから薄められていることもあるので、濃度まできちんと確認しましょう。

原料の産地を調べる

プロテオグリカンを抽出する原料の産地も重要です。原液タイプでは、主原料のチカラをそのまま取り込むことになるので、品質チェックの意味でも、産地がきちんと紹介されているかどうか確認しましょう。

続けやすい価格であるかチェックする

前述のポイントに注意して化粧品を絞り込み、その中から無理なく続けられる価格のものを選びましょう。継続して使用しなければ効果が無くなってしまうため、高額な化粧品を購入しても続けられなければ意味がないからです。

1回あたりに使用する量によってもコストは変わってきますので、ひと月でどれくらいかかるかを基準に考えるのがおすすめです。

成分単体の効果を実感したいなら原液美容液がおすすめ

さまざまなスキンケア製品があふれるなかで、一体どれを使えばいいかわからなくなることもあるでしょう。そのような場合は、配合された成分の種類や配合量に注目してみましょう。

いろんな美容成分を配合したタイプもありますが、1種類の成分のチカラを集中して取り入れたいのなら、シンプルな原液美容液がおすすめです。成分表示が分かりやすく、選びやすいというメリットもあります。

さまざまな成分が配合された美容液は、どうしてもそれぞれの配合量が少なくなってしまう傾向があります。なんらかの肌トラブルを抱えており、それを化粧品で解決するなら、特定の成分に的を絞るほうが効果的にアプローチできます。

たとえば、プロテオグリカンには、高い保水力のほか、コラーゲンやヒアルロン酸といった保湿成分の生成をサポートする働きが期待されています。乾燥による肌トラブルに悩んでいる場合は、原液タイプの美容液を選ぶことでプロテオグリカン単独での働きがより期待できるはずです。

プロテオグリカン原液美容液の上手な使い方

プロテオグリカン原液美容液のいいところは、手持ちのスキンケアアイテムにプラスして使えることです。原液美容液以外のものを新たに購入する必要がないので、気軽にはじめられます。

プロテグリカンのチカラをそのまま取り入れるなら、ブースター（導入液）として洗顔後すぐの乾いた肌に染み込ませるのがおすすめです。成分のにおいが気になる場合は、化粧水に混ぜて使うこともできます。

注意点としては、油分となる乳液やクリームの前に使うことです。油分でフタをしてしまってからでは、プロテオグリカンのメリットを十分に生かせなくなってしまいます。

プロテオグリカンの化粧品に副作用はある？

プロテオグリカン化粧品を使用することによる副作用やリスクはほとんどありません。天然成分であるため、安全に使用できます。

ただし、プロテオグリカンはサケの鼻軟骨（氷頭）から抽出した成分であるため、アレルギーが心配な場合は、パッチテストをおこなうか、医師に確認してから使用するようにしましょう。

まとめ

この記事では、プロテオグリカン化粧品の効果や選び方について解説しました。最後にまとめをご覧ください。

■プロテオグリカン化粧品で期待できる効果

• 肌の潤いを保ちやすくする
• 肌のターンオーバーをスムーズにする

■プロテオグリカン化粧品の選び方

• 品質をチェックする
• 配合量をチェックする
• 原料の産地を調べる
• 続けやすい価格であるかチェックする

プロテオグリカン配合の化粧品はさまざまなものがありますが、どれを選べばいいかわからないという方には、原液美容液がおすすめです。

きれいな肌づくりは継続が重要です。プロテオグリカンの原液美容液で、乾燥知らずのうるおい肌を目指しましょう。

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