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ベッドに入ってもなかなか眠れない…寝付きが悪いときのケア方法を紹介

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疲れやすくなってきた、いつも身体がだるいと感じる方へ

       

若いころと比べると、年齢を重ねるごとに、少しの生活習慣の乱れで疲れを感じやすくなってきます。

健康な身体や肌を保つためには、バランスの取れた食生活や適度な運動、質の良い睡眠が非常に重要です。

しかしながら、忙しい日々の中でどれも完璧にこなすことは難しいはず。そんな時に、考えたいのが、サプリメントで不足している栄養を補うことです。

いつまでも元気で美しくいたい、そうお考えの方はぜひこの機会に検討してみましょう。

監修者

・東京家政大学 人文学部 心理カウンセリング学科 准教授

岡島 義

2008年、北海道医療大学大学院心理科学研究科博士課程を修了、博士(臨床心理学)取得。公益財団法人神経研究所附属睡眠学センター研究員、睡眠総合ケアクリニック代々木主任心理士、東京医科大学睡眠学講座兼任助教、早稲田大学人間科学学術院助教などを経て現在は東京家政大学准教授。
公認心理師、専門行動療法士として睡眠障害や気分障害、不安症に苦しむ人々への支援を行いながら、認知行動療法の効果を高めるための研究活動を行っている。
「目覚め方改革プロジェクト」にも参加。

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忙しく毎日を送っていると「さあ、寝よう!」と思ってベッドに入っても、実際に眠りにつくまでに時間がかかってしまう人もいるのではないでしょうか。

寝付きが悪いと、その後の眠りにも影響してきますよね。

そこで今回は寝付きが悪いときに試してもらいたい、ケア方法を東京家政大学 人文学部 心理カウンセリング学科 准教授の岡島 義先生に教えていただきました。

この記事でわかること

寝る前に気をつけることとは?

眠れないときにするとよいこと

寝付きの良し悪しよりも参考にするとよいもの

まずは寝る前の「動揺」に気をつける

寝る前にテレビやスマホ、読書などをする人も多いですが、以下のような心を動揺させる感情を引き起こすものは注意が必要です。

  • 「えっ」というような驚き
  • 「面白い!」のようなワクワク感
  • 怒り
  • 反省 など

このように心を動揺させるようなものは脳が興奮してしまい、覚醒状態を引き起こします。

そのためベッドに入っても眠れない状態を作り出してしまいます。

寝る1時間前はできるだけそういったものは避けて、心が穏やかでいられるようなオレンジ色の灯りの元で、ストレッチなどをしたりしてリラックスして過ごすことが大切です。

すぐに眠れないときは一度ベッドから出てみよう

ベッドに入ってもなかなか眠れないという人も多いですが、そんなときは思い切ってベッドから出てみましょう。

眠れないのにベッドに入ったままだと「なんで眠れないんだろう」などと考えごとをしてしまい、心の動揺を引き起こし、余計に眠れない状態を作り出してしまいます。

そのため、お茶を飲んだり、軽いストレッチなどをしたりして、眠気が出てきたときに再びベッドに戻るのがおすすめです。

眠気には大波と小波がある

「眠いけどこれだけ片付けてから・・・」と家事をしてから寝床に入ると,さっきの眠気はどこへやら…。という経験がある人も多いはず。

眠気は、大きな波と小さな波の睡眠リズムが関係しています。大きな眠気は午後と夜にやってきますが,大波と一緒に小さな眠気が90〜120分ごとのサイクルでやってきます。そのため体が眠りに向かっているにもかかわらず、少し眠気が飛んでしまうというような状況を作り出すのです。

「また眠気が飛んでしまった」と思っても再び眠気はやってくるので、まずは横になり、それでも眠気を感じないのであればもう一度ベッドから出て過ごし、ゆっくりと眠気を待つのもよいでしょう。

それでも眠れないときは諦めも大事

いろいろなケア方法を試してもなかなか眠れないときには、頑張って寝ようとすると余計に目が冴えてしまうので、その日はなんとか寝ようとすること自体を諦めることも大切です。

睡眠は1日1日が独立しておらず、補い合いながら動いています。なので、もしその日に眠れなかったとしても、次の日にしっかりとリカバリーする方が睡眠のメカニズムとしては正しいと言えるでしょう。

睡眠時間を増やす方法について詳しく知りたい方はこちら

寝付きの良し悪しより平均睡眠時間を参考に


また自分の睡眠を客観的に可視化することで、自分に必要な本当の睡眠時間を把握できます。

まずは1週間、実際に眠っている時間をチェックしてみましょう。

実際に眠っている時間がわかると、ベッドに入ってから実際に眠るまでの隙間時間をギュッと縮められるようになり、本当に必要な睡眠時間がわかるようになります。

ちょっとしたケア方法で「眠れない」を改善

ベッドに入ってからなかなか眠れないと、ぐるぐると考えごとをしてしまったり、翌日のパフォーマンスにも影響してしまったりすることも。

寝付きが悪いと感じるときには、ぜひ今回紹介したケア方法を試してみてください。

この記事でわかったこと

寝る前は驚き、ワクワク、怒り、反省などの心を動揺させる感情に気をつけて

寝付けないときは一度ベッドから出て、リラックスできるように過ごす

平均睡眠時間を可視化して、本当に必要な睡眠時間を把握する

岡島義先生の睡眠に関する著書はこちら
「1時間多く眠る!睡眠負債解消法ー日中の眠気は身体のSOS、能力を半減させている!」

最終更新日:2021.04.12

疲れやすくなってきた、いつも身体がだるいと感じる方へ

若いころと比べると、年齢を重ねるごとに、少しの生活習慣の乱れで疲れを感じやすくなってきます。

健康な身体や肌を保つためには、バランスの取れた食生活や適度な運動、質の良い睡眠が非常に重要です。

しかしながら、忙しい日々の中でどれも完璧にこなすことは難しいはず。そんな時に、考えたいのが、サプリメントで不足している栄養を補うことです。

いつまでも元気で美しくいたい、そうお考えの方はぜひこの機会に検討してみましょう。

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