疲れやすくなってきた、いつも身体がだるいと感じる方へ
若いころと比べると、年齢を重ねるごとに、少しの生活習慣の乱れで疲れを感じやすくなってきます。
健康な身体や肌を保つためには、バランスの取れた食生活や適度な運動、質の良い睡眠が非常に重要です。
しかしながら、忙しい日々の中でどれも完璧にこなすことは難しいはず。そんな時に、考えたいのが、サプリメントで不足している栄養を補うことです。
いつまでも元気で美しくいたい、そうお考えの方はぜひこの機会に検討してみましょう。
・ヘルスケアコーディネーター ・株式会社310LIFE / 代表取締役社長 ・日本初Google公式 Fitbit Friend
大木 都
病院の立ち上げ運営に携わったり、1,000名以上への個別パーソナルコーチング経験から「日本らしく、ちゃんと続けられる」ヘルスケアが何より大切で効果が高いと感じています。また、自分自身が過労で入院した経験も活かし、忙しい毎日の中でも実際に続けられるヘルスケアメソッドを研究し、スマートウォッチなどのヘルステックツールの活用を推奨している。
「Fitbitの睡眠スコアって何?」「どうやって睡眠スコアを上げればいいの?」など、睡眠スコアについて疑問をお持ちではないでしょうか?
Fitbitの睡眠解析はとても精度が高く、世界中で評価されている機能です。睡眠スコアを正しく利用することで睡眠の質が上がり、健康や美容への嬉しい効果が期待できます。
この記事では、Fitbitの睡眠スコアについて解説します。睡眠スコアを上げる方法についてもお伝えしていくので、ぜひ最後までご覧ください。
Fitbitの睡眠スコアって?
Fitbitアプリで睡眠スコアをみる方法とは?
睡眠スコアを上げる方法
Fitbitの睡眠スコアは、3~4時間以上寝ることで睡眠の点数をつけてくれます。100点中、みなさまはどれくらいの平均スコアを獲得しているでしょうか?
Fitbitは、大きく3つの軸で睡眠分析しています。
▼睡眠スコアの計算方法
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Fitbitは、睡眠時の心拍変動や動作を分析してスコアを付けています。「レム睡眠」「ノンレム睡眠」など、睡眠の質をしっかりと解析した上で点数を割り出しているのです。
長時間横になっていれば高得点を取れるほど、単純なものではありません。しっかりと「質が良いのか?」を解析してスコアが計算されます。
Fitbitがカンファレンスで発表した日本人の睡眠スコア平均は「77点」です。
この数値は新型コロナウイルスが流行する前に発表されたものなので、現在は少し変わっているかもしれません。
新しい生活様式に応じて、多くの人の睡眠状態も変わってきているようです。ご自身ではいかがでしょうか?Fitbitをお持ちの方は、長期的な過去データと比較することもできます。
目覚めに爽快感を感じる睡眠スコアは「80点以上」で、Fitbitのアプリでも良い睡眠と評価されます。
実際、多くの方が睡眠スコアが80点以上取れているときは体調がよい傾向だと評価しているようです。睡眠の質改善に取り組む場合は、睡眠スコア80点以上を軸に考えてみましょう。
逆を言えば、80点以上を維持できていれば、それ以上の90点以上を目指す必要は無いくらい良質に睡眠を取れていると思っていればOK。90点以上を連日取得するのは難しいくらいです。
睡眠スコアはFitbitデバイス上でも表示されますが、Fitbitアプリで見るとさらに詳しいデータを確認できます。
過去データの推移も見られるので、ぜひFitbitアプリも一緒にご活用ください。
Fitbitアプリを開くと「ダッシュボード」というホーム画面が表示されます。
ダッシュボードを下から上にスワイプし、「睡眠」というカードを見つけてください。「睡眠」カードを選択すると、睡眠スコアの詳細が表示されます。
なお、Fitbitアプリのダッシュボードはアプリ下部に表示されているバーの一番左側を選択すると表示されます。もし他の画面に移っていても、下部のバーからダッシュボード画面に戻すことが可能です。
アプリで睡眠スコアを見ると、睡眠ステージの詳細を確認できます。
「今週」「今日」と表示されているところの、カラフルなバーをタップしてみてください。すると深い睡眠、浅い睡眠、レム睡眠が何時にどれくらい取れているのか分かります。
▼睡眠ステージの色
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睡眠ステージのグラフをタップすると、さらに詳しく睡眠の解析状況を確認できます。「30日間の平均」を見ると過去データの推移が分かるので、「今日の睡眠はよかったか」「今月はきちんと眠れていたか」など自己分析の指標にしてみてください。
「30日間の平均」の右側を見ると「ベンチマーク」という項目があります。
「ベンチマーク」は、世界中の同じ性別・年齢の人の平均的な睡眠スコアが見られるところです。自分の睡眠の質は平均と比べてどうなのか、世界中の人と比較してみましょう。
同じような人類の平均に近づけることも、快適睡眠をめざすための参考指標になります。睡眠スコアを見るときは、ぜひ毎日のベンチマークも確認してみてください。
睡眠の質を上げるためには、出来るだけリズムを一定にするため「同じ時間帯に寝る・起きる」を繰り返すことが大切です。Fitbitアプリで睡眠パターンを設定して、毎日の目標を明確にしましょう。
一定の睡眠パターンを維持することで、睡眠の質は向上していきます。
睡眠の質がよくなると脳がすっきりするので、仕事や勉強などのパフォーマンス向上に効果的です。また、深い睡眠をとることで認知症などの予防になることも医学的に分かってきています。
Fitbitも睡眠パターンの重要性を意識しており、毎日の寝る時間・起きる時間を設定できるようになっています。Fitbitで目標を明確にし、できるだけ一定の睡眠パターンを維持しましょう。
睡眠ページの右上にある歯車マークをタップすると、睡眠の目標を設定する画面に移ります。
「睡眠時間の目標」「就寝時間」「起床時間」の目標を入力しましょう。下の方にある通知をオンにしておくと、安眠に役立つ就寝リマインダーが受け取れます。
左上の完了ボタンを押し、睡眠のページに戻りましょう。トップに表示されている棒グラフを右から左へスワイプしていくと「睡眠のスケジュール」「目標とするスケジュール」が表示されるので、睡眠パターンを維持するための指標としてご活用ください。
睡眠スコアを上げるためには、睡眠の質を根本的に改善する必要があります。
就寝環境や食生活も見直して、睡眠スコアを目標の80点に近づけていきましょう。
過去の睡眠スコアを振り返り、睡眠スコアがよかった日をチェックしてみてください。
睡眠スコアがよかった日は、どのような行動をしていたでしょうか?日中の活動状況や寝る直前の行動を思い出し、歩数や心拍数のデータを確認してみてください。
逆に睡眠スコアが悪かった日は、どのような日だったか振り返ってみることも大切です。「仕事が忙しかった」「風邪気味だった」など、振り返ることで睡眠の傾向が見えてきます。
睡眠の改善は寝る時間だけでなく、日中の活動量やストレス、食事や就寝環境にも影響を受けます。
さまざまな要因が複合的に影響して睡眠の質に現れるので、原因になるものを1つひとつ改善していくことが大切です。
一度にすべて改善するのは大変なので、少しずつ地道に改善していきましょう。「お酒を減らしてみよう」「日中の歩数を増やしてみよう」など1つずつ取り組み、ご自身の睡眠スコアが上がる方法を探してみてください。
睡眠スコアが悪い場合、起床時間・寝具・食事リズム・就寝環境音や光・ストレス・日中の活動など幅広い原因が隠れています。一般的によいとされている改善方法を試してみて、実際に自分の睡眠のスコアに効果の出る方法を積み重ねていくことが睡眠改善にとっても有効です。
眠スコアを毎日チェックすることで、睡眠の質に対する意識が高まります。
良質な睡眠を取ることは、健康や美しさを維持する上で欠かせません。仕事や勉強のパフォーマンス向上はもちろん、将来の病気を予防するためにも非常に役立ちます。
Fitbitの睡眠解析はとても精度がよく、世界中で高く評価されているツールです。睡眠の質を改善するために、ぜひFitbitの睡眠スコアを活用してみてください。
また、エイジレスプラスでは、Fitbitの使い方を紹介するセミナーや記事を多くご用意しております。フラコラのコンテンツも楽しみながら、Fitbitがある毎日を楽しくスタートさせましょう。
Fitbitの睡眠スコアは睡眠の質を解析して点数をつける機能
Fitbitアプリの「ダッシュボード」から詳細データを確認できる
睡眠スコアを上げるには睡眠パターンの一定化や就寝環境の整備、食生活の改善が効果的
疲れやすくなってきた、いつも身体がだるいと感じる方へ
若いころと比べると、年齢を重ねるごとに、少しの生活習慣の乱れで疲れを感じやすくなってきます。
健康な身体や肌を保つためには、バランスの取れた食生活や適度な運動、質の良い睡眠が非常に重要です。
しかしながら、忙しい日々の中でどれも完璧にこなすことは難しいはず。そんな時に、考えたいのが、サプリメントで不足している栄養を補うことです。
いつまでも元気で美しくいたい、そうお考えの方はぜひこの機会に検討してみましょう。