プラセンタに興味はあるけど...本当に効果があるの?とお考えの方へ
プラセンタは肌のハリや弾力の維持をしてくれる、保湿効果の高い成分です。
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・医療法人社団優恵会 銀座よしえクリニック都立大院 院長 ・日本健康医療学会 常任理事 ・ワインスクール レコール・デュ・ヴァン 渋谷校校長 ・順天堂大学「加齢制御医学講座」准教授
青木 晃
専門は代謝・内分泌内科と抗加齢医学。
防衛医大、旭川医大、自衛隊中央病院などで糖尿病、肥満症の臨床・研究に従事。1995年の地下鉄サリン事件では多くの患者が搬送された聖路加国際病院に派遣され、最初に「サリン中毒である」と診断し、初期治療の的確なアドバイスを行ったことでも知られている。
また「老化が病気を引き起こす」という観点から、アンチエイジング分野で早くから活躍。2007年、順天堂大学に開設された「加齢制御医学講座」で准教授に就任し、アンチエイジング(抗加齢)医学の臨床・研究・教育に従事。
「化粧ノリが悪い」「なんだか肌の調子が良くない」
肌の調子が悪いと何をするにも気分が上がらなかったりするので、できるだけ早く改善したいですよね。
肌荒れの改善には、そもそもなぜ肌荒れが起きるのかを正しく理解し、原因を踏まえてケアを行うことが大切です。そこで今回は、肌荒れの原因とその改善方法について詳しくご紹介していきます。
肌荒れの原因は、肌のターンオーバーの乱れ、肌のバリア機能の低下の主に2つがあります。ターンオーバー、肌のバリア機能に関しては後で詳しくご説明しますが、これらの要因となるのが、乾燥や寝不足、紫外線、ホルモンバランスの乱れ、栄養バランスのとれていない食事、誤った洗顔などだと言われています。
肌荒れを改善するには、肌荒れの原因にアプローチする必要があります。そこでポイントとなるのが、ターンオーバーを正常に整えること、そして肌のバリア機能を向上させることの2つです。詳しく見ていきましょう。
肌のバリア機能とは、肌の表面にある角質層の働きのことで、花粉といったアレルゲンなどの異物の侵入や紫外線といった外部からの刺激、水分の蒸発を防ぐといった機能のことを指します。正常な肌では水分が十分に保たれているため、角質層のバリア機能が外部刺激から肌を守ってくれます。しかし、バリア機能が低下した肌では肌から水分が蒸発し、乾燥してしまうことで紫外線や花粉など外部からの刺激を受けやすくなり、肌荒れを起こす原因となることがあります。
ある一定のサイクルで、肌の古い細胞が新しい細胞に入れ替わることをターンオーバーと言います。肌は表面から順に表皮、真皮、皮下組織と大きく分けて3層構造になっています。さらに表皮は4つの層に分かれており、表皮の一番下の基底層という部分で新しい細胞が作られ、徐々に上に押し上げられていきます。そうすると一番外側の古い角質が剥がれ落ち、新しい細胞と入れ替わります。これがターンオーバーの仕組みです。なお、新しい細胞の生成から角質が剥がれるまでは、おおよそ6週間と言われています。
このターンオーバーが乱れるとバリア機能の低下に繋がるため、肌荒れ起こす原因となります。
肌荒れの原因や仕組みを理解したところで、続いては肌荒れを改善する方法についてご説明していきます。
肌に直接触れる寝具や、洗顔後に顔を拭くタオルなどから細菌が肌に侵入する場合があります。タオルは毎回変える、枕カバーやシーツなどは週に1回ほど洗濯し、布団も定期的に干すのが良いでしょう。
また、化粧をする方はメイクグッズの使用やクレンジングをする際には十分ご注意を。メイクブラシやパフは日々使用していくと汚れていくので、不衛生なまま使い続ければ肌荒れに繋がることも。さらにクレンジングの際、日焼け止めやファンデーションを十分に洗い落とせていなかったりすると、こちらも肌荒れに繋がることがあるので、しっかりと汚れを洗い流しましょう。
ただし、誤った洗顔を行うとかえって肌荒れにつながる可能性があります。たとえば、強い力でこするように洗ってしまうと、肌にダメージを与えてしまいます。そのため、十分に泡立てた洗顔料で肌を包み込むように洗い、ぬるま湯で優しくすすぐようにしましょう。
洗顔後の肌は乾燥しやすいため、化粧水で水分を与えてから乳液やクリームでしっかりと蓋をするように保湿することがポイントです。
また、保湿におすすめの成分としては、皮脂の過剰な分泌を防ぐビタミンB2やB6、高い保水力を持つヒアルロン酸やプラセンタなどが挙げられます。特にプラセンタには水分を保持する役割を持つアミノ酸が多く含まれているため、保湿効果が大いに期待できます。
さらに、プラセンタケアの中でもおすすめはダイレクトに実感できる高濃度のエキス。プラセンタ配合と謳っていても、実際にはどれだけのプラセンタが配合されているのかわからないケアが多い中、高濃度のエキスは基本的に美容成分が希釈されていない原液の状態であるため、より高い効果が期待できると言えます。
紫外線がシミの原因となるというのは馴染み深いと思いますが、実は肌のバリア機能を低下させ、炎症を引き起こす原因にもなります。紫外線は時期にかかわらず年中降り注いでいるため、日焼け止めクリームは常用する習慣をつけることをおすすめします。
また紫外線は、家の中にいても窓を通して入ってくるため、外出の際だけ気をつけていればよいということでもありません。室内にいても日焼け止めを塗ったり、紫外線カットの効果があるカーテンを窓に取り付けるなどの対策を行うのがよいでしょう。
万が一、日焼けなどで炎症が起こってしまった場合は早めに冷やし、抗炎症成分が入った化粧水などを使用してケアしましょう。
体を内側から整えることも重要です。前述の通り、肌荒れはターンオーバーの乱れや肌のバリア機能の低下が原因となります。これらの機能を正常に整えるためには、質の良い睡眠をとり、栄養バランスをしっかりと考慮した食事へと改めることが大切です。栄養素としてはビタミン類、タンパク質、鉄分を摂取すると良いと言われています。
期待できる効果 | 食材 | |
ビタミンB2 | 皮脂の分泌を制御する | レバー、牛乳など |
ビタミンB6 | ターンオーバーを正常に整える | 赤身の魚や脂身のない肉など |
ビタミンC |
・抗酸化作用 ・コラーゲンの生成に役立つ |
ピーマン、ブロッコリー、柑橘類など |
ビタミンE | 抗酸化作用 | アーモンドなど |
鉄分 | コラーゲンの生成に役立つ | レバー、ひじきなど |
タンパク質 | コラーゲンの生成に役立つ | 肉類、魚類、大豆製品など |
適度な運動もターンオーバーを促進するために良いと言われています。また、汗をかくことで肌の水分が増し、毛穴に溜まった皮脂や老廃物を排出してくれたり、角質を柔らかくしてくれたりすることも期待できます。
中でもジョギングなどの有酸素運動は血の巡りを良くしてくれ、栄養素を行き渡らせてくれるためおすすめです。ただし、始めから激しい運動をするよりも、外出するときは徒歩や階段、一駅余分に歩くなどといったことを心がけ、無理なく少しずつ運動を続けることが大切です。
肌荒れの原因は、肌のターンオーバーの乱れやバリア機能の低下であることをご説明しました。原因は、誤ったスキンケア、身の回りを清潔にできていない、紫外線対策を十分に行っていないといった外的な要因から、食生活の乱れや運動不足などの生活習慣までさまざまです。
そのため、肌荒れ改善のためには、保湿をしっかりと行う、日焼け止めを塗る、栄養バランスのとれた食事をする、適度に散歩をするなどの行動をを心がけましょう。
プラセンタに興味はあるけど...本当に効果があるの?とお考えの方へ
プラセンタは肌のハリや弾力の維持をしてくれる、保湿効果の高い成分です。
エイジングケア(※1)をこれからはじめたい、普段のスキンケアでは手応えを感じなくなってしまっている、と考える全ての女性におすすめの成分です。
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