プラセンタに興味はあるけど...本当に効果があるの?とお考えの方へ
プラセンタは肌のハリや弾力の維持をしてくれる、保湿効果の高い成分です。
エイジングケア(※1)をこれからはじめたい、普段のスキンケアでは手応えを感じなくなってしまっている、と考える全ての女性におすすめの成分です。
毎日のスキンケアの中で気軽に取り入れられる美容液からスタートしてみませんか?
※1年齢に応じたお手入れ
ニキビは悪化すると跡が残ったり、ものによっては痛かったりするので、ニキビができてしまったときは早く確実に直したいですよね。そんな風にニキビに悩む方にぜひ知っていただきたいのが、プラセンタという成分。
プラセンタという名前自体を聞いたことはある方は多いと思いますが、実はこのプラセンタにはさまざまな美容効果が期待できると言われています。今回は、プラセンタの効果やニキビケアとの関連性をご紹介していきます。
プラセンタとは胎盤という意味の言葉で、一般的には動物の胎盤から抽出した美容成分のことを指します。胎盤は胎児へ栄養素を送るために重要な役割を果たす組織です。
そのため、プラセンタにはアミノ酸やビタミン、ミネラルなどの豊富な栄養素が含まれており、コラーゲンを生成し、ターンオーバーおよびホルモンバランスを整えるほか、抗炎症作用や保湿効果など多くの働きが期待できます。
ニキビを解決するには、肌の代謝であるターンオーバーの機能を正常に戻す必要があります。肌は表面から順に表皮、真皮と続き、中でも表皮はいくつかの層に分かれており、一番下の基底層という部分で新しい細胞が作られ、徐々に上へと押し上げられていきます。そうすると一番外側の古い角質が剥がれ落ち、新しい細胞と入れ替わります。これがターンオーバーの仕組みです。なお、新しい細胞の生成から角質が剥がれるまでの期間は、おおよそ6週間と言われています。
しかし、生活習慣の乱れなどによってターンオーバーが機能しないと、古い角質がいつになっても排出されずに毛穴が詰まり、その詰まりによってニキビができてしまいます。
一方、プラセンタには体内のさまざまな細胞を再生したり増やしたりする細胞増殖因子(グロースファクター)が含まれており、中でもEGFと呼ばれる上皮細胞増殖因子は、新しい細胞を生成することで肌のターンオーバーを正常化させる働きがあると言われています。
そもそもニキビができる主な理由は、皮脂の過剰分泌によって毛穴が詰まり、炎症を起こしてしまうためです。前述の通り、肌はターンオーバーによって古い角質が剥がれて新しい角質に生まれ変わるというサイクルを繰り返しています。しかし、ターンオーバーがうまく機能しないと、古い角質によって毛穴に皮脂が詰まり、次第に皮脂を栄養とするアクネ菌が増殖して炎症を起こし、ニキビができることがあります。
一方、プラセンタには炎症を抑え、壊れた組織を治したり、抵抗力を高めてくれたりする効果があるとされています。
プラセンタでニキビを何とかしたいとお考えの方へ
まずは普段のスキンケアにプラセンタを取り入れてみませんか?
透明感(※潤ってキメの整った肌)のあるツヤ肌を目指したい方や健やかで美しい肌を目指したい方におすすめです。
生理前などは、黄体ホルモンといった男性ホルモンのような働きをするホルモンの影響で皮脂が過剰分泌され、毛穴が詰まりやすくなってしまうことがあります。こうなるとニキビができやすくなってしまいます。
一方プラセンタには、ホルモンバランスの乱れを調整してくれる働きが期待できます。その効果は厚生労働省にも認められており、更年期障害の改善にプラセンタが使われることもあるほどです。
ニキビケアには保湿も欠かせません。保湿が不十分だと乾燥や紫外線など外部の刺激を受けやすくなり、さらに皮脂が過剰に分泌されてニキビができやすくなるためです。
肌の角質層には水分を保持する役割を持つ天然保湿因子と呼ばれる成分が存在しているのですが、その約40%は遊離アミノ酸で構成されています。プラセンタにはこの遊離が多く含まれているため、保湿効果が大いに期待できます。なお、具体的なケアとしては、プラセンタの塗布などでしっかりと肌に水分を閉じ込めるように保湿を行うことが大切です。また、プラセンタケアと謳っていても、実際にはプラセンタの量が少ないことも多い中、ダイレクトなプラセンタエキスは基本的に美容成分が希釈されていない原液状態であるため、より高い効果が期待できると言えます。
ニキビができると、メラニンによる色素沈着でシミのような茶色いニキビ跡が残ることがあります。仕組みとしては、ニキビの炎症によってシミの元となるメラノサイトが刺激され、メラニンが生成されることでニキビの赤みが茶色くなり、そのまま色素沈着することでニキビ跡ができます。
メラニン生成にはいくつか順序があり、まず紫外線を浴びるとメラノサイト内で、チロシナーゼがチロシンに融合することで、次第にドーパー、ドーパキノンへ変化し、最終的にメラニンが生成されます。
しかし、プラセンタにはメラニンの元となるチロシナーゼの活性を抑制する働きがあり、メラニンの生成を阻害する効果が期待できます。よって色素沈着を抑制し、ニキビ跡の予防に効果が期待できるのです。
プラセンタは医薬品やスキンケア、インナーケアといった方法で使用することができます。ニキビケアは、まず第一にしっかりと保湿をして乾燥などの刺激から肌を守ることが重要であるため、肌に直接潤いを与えることができるスキンケアがおすすめです。
なお、プラセンタをスキンケアとして使用する際には、「プラセンタエキス」や「プラセンタエキス(1)」、「プラセンタエキス(2)」の記載があるかをきちんとチェックするのがよいでしょう。中には動物の胎盤ではなく、植物性や海洋性のプラセンタを使用している場合もありますが、植物にも魚にも胎盤は存在しないため、純粋なプラセンタとは言えません。さらには細胞増殖因子も含まれていないため、豚や馬などのプラセンタのように細胞を増殖させたり、修復する働きはありません。
ニキビの原因は、肌のターンオーバー機能が正常に働いていなかったり、ホルモンバランスの乱れや肌が乾燥していたりるなど、いくつかの理由が挙げられます。プラセンタにはニキビの原因に訴求するさまざまな効果が期待できるため、ニキビのない美肌作りへの偉大なサポーターとなってくれることでしょう。ニキビで悩んでいる方は、まずは気軽に取り入れられるスキンケアから検討されてはいかがでしょうか。
プラセンタに興味はあるけど...本当に効果があるの?とお考えの方へ
プラセンタは肌のハリや弾力の維持をしてくれる、保湿効果の高い成分です。
エイジングケア(※1)をこれからはじめたい、普段のスキンケアでは手応えを感じなくなってしまっている、と考える全ての女性におすすめの成分です。
毎日のスキンケアの中で気軽に取り入れられる美容液からスタートしてみませんか?
※1年齢に応じたお手入れ