プラセンタに興味はあるけど...本当に効果があるの?とお考えの方へ
プラセンタは肌のハリや弾力の維持をしてくれる、保湿効果の高い成分です。
エイジングケア(※1)をこれからはじめたい、普段のスキンケアでは手応えを感じなくなってしまっている、と考える全ての女性におすすめの成分です。
毎日のスキンケアの中で気軽に取り入れられる美容液からスタートしてみませんか?
※1年齢に応じたお手入れ
目次
「最近肌のくすみが気になる」
「くすみのない肌にするにはどうしたらいいの?」
そんなお悩みにお答えしていきます。
プラセンタを知っている人や、実際にスキンケアに取り入れている人も多いでしょう。しかしプラセンタは知っているけど、なぜプラセンタでくすみ対策ができるのか知らない方が多いのも事実です。
そこで、この記事では以下の内容を解説していきます。
スキンケアのやり方がわからずにお悩みの方だけでなく、これから肌のくすみ対策をしたい方にも読んでもらいたい内容になっています。ぜひこの記事を参考にしてくださいね。
そもそも肌がくすんでしまう原因は、血行不良とターンオーバーの乱れにあります。
血液は全身の細胞に栄養や酸素を運ぶ役割がありますが、血行不良になると肌をつくる栄養がうまく行き届かなくなります。その結果、肌の血色が悪くなりくすんで見えてしまうのです。
また、代謝が低下すると肌のターンオーバーが乱れ、古い細胞が角質層にたまりやすくなり、肌のキメがあらくなったりゴワつきが出たりして、くすみがちな肌になってしまいます。
汚れやうぶ毛はピーリングや毛の処理で対応できますが、キメの整った血色がよい肌を保つには、外側からだけのケアでは難しいこともあります。
プラセンタとは胎盤のことを指しますが、一般的には「動物の胎盤から抽出される成分」のことです。
胎盤には、次のような栄養が含まれています。
3大栄養素 | タンパク質 脂質 糖質 |
必須アミノ酸 | ロイシン リジン イソロイシンなど |
10数種類のアミノ酸 | グリシン アラニン アルギニンなど |
ミネラル | ビタミン類 カルシウム 鉄 |
酵素 | 100種類以上 |
これらの栄養素が、美容や健康にさまざまな効果をもたらします。
プラセンタは美容だけでなく医療にも取り入れられている成分で、使用すると次のような効果が期待できます。
プラセンタ療法の効果 | ・抗炎症作用 ・抗ストレス作用 ・基礎代謝向上 ・内分泌調整 ・自律神経調整 ・免疫活性化 ・肝機能向上 ・解毒作用 |
美容の効果 | ・ハリ・弾力の維持 ・保湿効果 ・しみ予防効果 ・抗酸化作用 |
プラセンタには「動物性プラセンタ」以外にも、海洋性プラセンタと植物性プラセンタの2種類が主に使われます。ただし魚類や植物に胎盤は存在しないため、動物性プラセンタとは含まれる成分が異なります。
特に、動物性プラセンタに含まれる成長因子(細胞分裂を活発化させる物質)は海洋性プラセンタと植物性プラセンタには含まれていないため、現れる効果にも差が出る可能性が高いでしょう。
プラセンタの種類については、下記記事で詳しくご紹介していますので、あわせてご覧ください。
プラセンタは、次の美容効果が期待できます。
これらの効果について、詳しく解説します。
プラセンタを使用すると、肌のハリや弾力を維持する効果が期待できます。
プラセンタは皮膚のハリや弾力を担う成分である「コラーゲン」「エラスチン」や、潤いを保つ「ヒアルロン酸」などを生成する「線維芽細胞」の増殖を促すからです。
プラセンタが線維芽細胞の増殖を促進することで、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸が十分に作られるようになります。その結果、肌のハリや弾力を維持できるようになるといわれています。
プラセンタを使用することで、保湿効果も期待できます。プラセンタには「遊離アミノ酸」という成分が豊富に含まれています。この成分が肌に潤いを与えて、皮膚を柔らかくすると考えられているのです。
プラセンタを取り入れることで、しみ予防効果も期待できます。
プラセンタは、メラニンの元となる「DHICA」や、メラニンを作る「活性酸素(チロシナーゼ)」の働きを阻害するといわれています。この働きによってメラニンの生成が抑えられ、しみ予防効果が期待できるのです。
プラセンタには抗酸化作用もあるといわれています。抗酸化作用とは、次の働きのことです。
肌が紫外線などの過剰な刺激を受けると、活性酸素と呼ばれる身体の酸化ストレスを引き起こす化学物質を生み出します。活性酸素はしみしわなど老化の原因のひとつです。
プラセンタのもつ抗酸化作用は、活性酸素種を中和することで、活性酸素による細胞の老化や損傷を防ぎ、健康を維持するのに役立ちます。そのため、プラセンタの抗酸化作用によってエイジングサインの予防につながります。
栄養豊富なプラセンタは、紫外線ダメージを重ねた肌にピッタリな美容成分です。ここではプラセンタをより効果的に取り入れるための、内側と外側、両方からのアプローチ法をご紹介します。
スキンケアの基本は毎日の洗顔にアリ。くすみを防ぐために、しっかり泡立てた洗顔料を使い、たまった汚れをスッキリと洗い落としましょう。洗顔後の美容成分のなじみもグンとアップします。
乾燥を防ぐため、水温には注意が必要。35℃以上になるとくすみやカサつきを招くので、30~34℃を目安にするといいですね。また、前髪の生え際、耳の下などに、洗い残しがないようにすることも大切です。
洗顔後の肌には、プラスαのアイテムで攻めのケアを取り入れたいところ。
おすすめは、原液タイプのプラセンタ美容液です。成分のチカラをギュッと詰めた原液美容液が、気になる肌のくすみや乾燥に働きかけてくれます。
原液美容液の塗り方
ハリを与える効果が期待される原液美容液なら、重ねづけの際に目尻部分を伸ばして細部までなじませたり、頬を引き上げてほうれい線を伸ばしてなじませたりすると、すみずみまで丁寧につけることができます。
透明感を引き出す効果が期待される原液美容液なら、シミやソバカスの上、紫外線の影響を受けやすい頬骨や鼻など顔の高い位置に重ねづけするといいでしょう。
美容液を塗布後に、化粧水や乳液などの通常のスキンケアをおこなってください。
プラセンタを手軽に取り入れたいとお考えの方へ
プラセンタは肌のハリや弾力の維持をしてくれる、保湿効果の高い成分です。
エイジングケア(※1)をこれからはじめたい、普段のスキンケアでは手応えを感じなくなってしまっている、と考える全ての女性におすすめの成分です。
毎日のスキンケアの中で気軽に取り入れられる美容液からスタートしてみませんか?
※1年齢に応じたお手入れ
代謝が低下すると肌のターンオーバーが乱れ、古い細胞が角質層にたまりやすくなり、肌のキメがあらくなったりゴワつきが出たりして、くすみがちな肌になってしまいます。
キメの整った血色がよい肌を保つには、外側からだけのケアでは難しいこともあります。そんなときこそ、基礎化粧品を使った肌へのダイレクトなスキンケアと同時に、内側からの働きかけを考えましょう。プラセンタは胎盤であるため、食事からの摂取ができません。そのため、プラセンタ配合のサプリメントで補うのがおすすめです。
プラセンタ配合のサプリメントなら、食事で足りない栄養を手軽に補うことができておすすめです。見た目印象の向上だけでなく、ぐったりとした重さや疲れを感じやすい人にも効果的です。プラセンタのサプリメントは、少なくとも2〜3ヶ月以上続けることで変化を感じやすくなります。リズム良く快調な1日のために、習慣化しましょう。
スキンケアやサプリメントでのくすみケアも必要ですが、くすみのない透明感を引き出すには、血行を良くして代謝を高めることが必須です。血行を良くし、くすみケアにつながる生活習慣を紹介します。
これらの習慣を取り入れて、体の内側から肌の透明感アップを目指しましょう。
ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動は、血流に働きかけたいときにおすすめです。
ただし、激しい運動は避けましょう。呼吸の回数が増え、体温も上がり、「活性酸素」が大量に発生してしまうからです。
ジョギングやウォーキングなどの適度な運動を取り入れてみてください。
湯船につかると、血流が良くなります。身体を温めることで皮膚の毛細血管が広がり、血流が良くなるのです。
シャワーだけで済ませず、できるだけ湯船につかりましょう。
冷たい食べ物や飲み物、夏野菜など、身体を冷やす食べ物には注意してください。冷えは血管を収縮させ、血液のめぐりが悪くなる原因になります。
また、甘い物をよく食べる人も注意が必要です。甘い物を食べると体内で「糖化」が起こり、くすみだけでなくシワやたるみの原因になるといわれています。「糖化」とは体内のタンパク質が糖と結合し、そのタンパク質が劣化している状態のことをいいます。タンパク質の約3割は「コラーゲン」で構成されており、「コラーゲン」が糖化すると固くなってシワやたるみの原因になります。さらに「コラーゲン」が黄色くなると、シミやくすみの原因になってしまうのです。
身体を冷やす食べ物や甘いものは控えましょう。
糖化の仕組みや糖化に繋がる生活習慣については下記記事で詳細に解説していますので、あわせてご覧ください。
下記の記事では、ほかにも肌の透明感アップにつながる生活習慣を紹介しています。ご覧ください。
プラセンタ化粧品やサプリメントは安全基準が設けられているため、副作用の心配はほどんどありません。しかし、ごくまれにアレルギー症状が出ることがあります。
プラセンタのサプリメントには、「豚プラセンタ」が使用されていることが多いです。そのため、豚アレルギーや動物性タンパク質アレルギーを持つ人が摂取した場合、アレルギー症状を引き起こす可能性があります。
豚にアレルギーがなくても、まれに羊や鹿などのプラセンタを使用したものもあるため、アレルギーを持つ人は事前に医師に相談しましょう。
安全性の高い商品を選ぶには、「SPF豚」や「JHFAマーク」のついた商品を選ぶといいでしょう。SPF豚は、日本SPF豚協会が定めた基準を満たす豚のことで、抗生物質を与えず、厳しい管理のもとで飼育されているため、プラセンタの品質も高いと言われています。
JHFAマークは日本健康・栄養食品協会の認定マークであり、こちらも徹底した品質管理と安全性試験をクリアするなど、厳しい品質規格基準を満たしたものにつけられるマークです。これらの表示があるサプリメントであれば安全性は高いと言えます。
また、妊婦や授乳中の方、持病がある方、服薬中の方も医師に相談してから使用するようにしてください。
プラセンタの副作用や選び方の注意点については、別記事も参考にしてください。
本記事では、プラセンタの美容効果やプラセンタの活用方法について解説しました。
■肌がくすんでしまう原因
■プラセンタの効果
プラセンタは美容だけでなく医療にも取り入れられている成分で、使用すると次のような効果が期待できます。
プラセンタ療法の効果 | ・抗炎症作用 ・抗ストレス作用 ・基礎代謝向上 ・内分泌調整 ・自律神経調整 ・免疫活性化 ・肝機能向上 ・解毒作用 |
美容の効果 | ・ハリ・弾力の維持 ・保湿効果 ・しみ予防効果 ・抗酸化作用 |
■プラセンタの副作用
プラセンタを活用し、くすみのない肌を目指しましょう。
プラセンタに興味はあるけど...本当に効果があるの?とお考えの方へ
プラセンタは肌のハリや弾力の維持をしてくれる、保湿効果の高い成分です。
エイジングケア(※1)をこれからはじめたい、普段のスキンケアでは手応えを感じなくなってしまっている、と考える全ての女性におすすめの成分です。
毎日のスキンケアの中で気軽に取り入れられる美容液からスタートしてみませんか?
※1年齢に応じたお手入れ